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スマホ見すぎで“二重アゴ”が急増中!口元「レロレロ体操」で引きしめよう

 電車やバスで周りを見回せば老若男女問わず、ずっと下を向いてスマホから目を離さないで操作しています。スマホはもはや現代人の体の一部のようになりつつあり、側に置かないと落ち着かない人が多くなっているようです。 スマホ

“スマホたるみ”で二重アゴ、ブルドック顔になる!

 この現象は日本だけではありません。スマホの影響でメンタル面でマイナスの変化が起きているという、アメリカ人の心理学者の本『iGen』が8月下旬に出版され話題になっているのです。  その本によると、欧米では1995年から2015年にかけて生まれた世代を「iGen(アイジェン:12歳の時点ですでにiPhoneが登場していた世代)」と呼び、その世代の自殺率がここ40年で最悪だとのこと。また、メンタル面だけでなく、アンチエイジングの面でも警鐘を鳴らす医療関係者が増えているのです。 二重顎「日本では、老若男女問わず、顔の『スマホたるみ』が増えています。歩きスマホの人を見るとみんな猫背で、口元が緩んでいる人が多いのです。  スマホを持って下ばかり向いていると、舌が落ちてきて口元にたるみが出てきます。若い人でも顔は小さいけれどもブルドックのようなたるみが出て、二重アゴになっている人が多くなってきています。  歳を取ってくると仕方がないのですが、若くてもふっくらしている下ぶくれっぽい小顔が多いのは、『スマホだるみ』だと思います」  こう話すのは多くの女優やモデルの歯のホワイトニングや口元メイクなどの指導を行なっている口元美容スペシャリストで審美歯科医師の石井さとこ先生。
石井さとこ先生

石井さとこ先生

会話しない=舌を動かさないと顔が老ける!

「画面ばかり見ていると、人と会話しなくなりますよね。会話していないということは口の中を活動させていないということ。舌を動かさないため唾液の分泌が悪くなるし、顔の筋肉を動かすことが少なくなります。  スマホのない時代は会って話すか電話で話すかだったのですが、今ではメールやラインで済ませているため、声を出して会話する時間がほとんどない。そこで唾液の分泌も十分ではない状態になり、全身の健康状態も悪くなります。  口の周りの筋肉に『口輪筋』という場所がありますが、喋ることによって法線状に顔全体に波及していくのです。頬のたるみや目の筋肉にも繋がっており、動かすことで目元などの顔立ちも若返ってきます」(石井先生)  そこで、スマホたるみを解消するカンタンエクササイズを、まず2つ教えてもらいました。
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“スマホたるみ”を食い止める簡単エクササイズ
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