5)ゴダイゴのドラマー、トミー・スナイダーの娘「Shanti(シャンティ)」
2010年にメジャー・デビューして、これまでにベスト盤含め10枚ものアルバムをリリースしています。カバー曲「タイム・アフター・タイム」では父娘でデュエットも披露。現在はジャズ風にアレンジしたカバー楽曲やスタンダード楽曲を歌っており、音楽活動以外にも英語での歌唱指導なども行なっています。

6)小林武史と「My Little Lover」akkoの娘、「anderlust(越野アンナ)」と「HARUHI」
二人姉妹の姉、越野アンナは1996年生まれ。ベーシスト西塚真吾とのユニット、「anderlust(アンダーラスト)」として2016年にメジャー・デビュー。妹のHARUHIは1999年生まれで、同じく2016年、こちらはソロシンガーとしてメジャー・デビューを果たしています(現在は渡米中)。

anderlustの越野アンナ
この二人が他の二世のシンガーと違うのは、デビュー時に父親が作詞、作曲、プロデュース等で関わっている点です。今後は彼女たちが自らの力で切り開いていけるかどうか、注目ですね。

HARUHI
「二世の女性シンガーたちはほとんどが
小さい時に海外生活を経験しています。二世として好奇な目で見られることなく、のびのびと過ごしていたことがプラスに働いていると言えますが、親の世代が歌ってきた日本人特有の『感情の機微』みたいなものは、なかなか伝えるのは難しいのかもしれません。
彼女たちが大ブレイクにまで至っていない原因の一つはもしかしてそこにあるのかもしれません」(レコード会社関係者)
常に親の名前が付きまとう二世シンガー。彼女たちの活動を見ていると、いかに「マイペース」で活動していくのが難しいかがよくわかります。
二世タレントとは違って、二世シンガーはテレビに出る機会はあまり多くありません。CDが売れなくなっている現状、曲を伝えていくのは地道なライブ活動がメインになっていきます。
下積みの期間を経て、今後、彼女達の中から親の代表曲に匹敵する曲が出てくるか、今後の彼女たちに期待したいものです。
<TEXT/女子SPA!編集部>
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