素焼きアーモンド&小魚(ナチュラルローソン)
美容スナックとしてイメージが定着しつつある「アーモンド」ですが、実は食物繊維が豊富だということもお忘れなく! 抗酸化力の高い「ビタミンE」も多く含まれているので、ちょっと小腹が空いた時の空腹解消アイテムとして携帯すると重宝します。
※アーモンド(いり、無塩)100gあたりの食物繊維総量⇒11.0g
・水溶性食物繊維⇒1.1g
・不溶性食物繊維⇒10.0g
煎りごまをブレンドした香るすりゴマ(ファミリーマート)
「ゴマ」はアーモンドと同じナッツ類。えっ、コンビニでも買えるの? と驚くばかりですが、はい、ちゃんと売っているんです! 1袋買って、サラダやごはんにふりかけて食べる習慣をつければ、難なく取り入れることができる隠れた便利アイテムです。
※ごま(いり)100gあたりの食物繊維総量⇒12.6g
・水溶性食物繊維⇒2.5g
・不溶性食物繊維⇒10.1g
有機むき甘栗(セブン-イレブン)
最後にご紹介するのは、オヤツとしても人気に高い「甘栗」。ナッツ類に比べてカロリーも控えめ(100gあたり222kcal)ですし、余計な糖分を使っていないナチュラル菓子なので、積極的に取り入れやすいアイテムでしょう。特にコンビニでは食べきりサイズの商品が登場しているため、気軽に購入しやすくなっています。
※甘栗100gあたりの食物繊維総量⇒8.5g
・水溶性食物繊維⇒1.0g
・不溶性食物繊維⇒7.5g
ちなみに「食物繊維」は、便秘予防などにつながる整腸効果だけでなく、血糖値上昇の抑制、血液中のコレステロール濃度の低下など、多くの生理機能が明らかになっています。目標量(※)として男性20g以上、女性18g以上(18歳~69歳の場合)を念頭に置きつつ、無理なく摂取を心がけたいものですね!
※目標量については「日本人の食事摂取基準」(2015年版)を参照
<TEXT,PHOTO/スギアカツキ>
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【スギ アカツキ】
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、独自で長寿食・健康食を研究し、各メディアで活躍中。
@akatsukinohana