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不倫男の手口がわかる?テレ東『フリンジマン』はクレーム覚悟

 モラルに厳しい昨今、逆風をものともせず「不倫」「愛人」を堂々とタイトルに掲げたドラマ『フリンジマン ~愛人の作り方教えます~』(テレビ東京系)が話題です。

フリンジマン

※画像は公式サイトより

 原作は青木U平の人気同名漫画(全4巻)。妻帯者である主人公のサラリーマン・田斉(大東俊介)が、愛人が欲しい友人の満島(淵上泰史)、坂田(森田甘路)と「愛人同盟」を結成。“愛人教授(ラマン・プロフェッサー)”こと愛人作りの大ベテラン・井伏(板尾創路)の指南を受けながら愛人作りに勤しむ、というのがストーリーです。

 タイトルもさることながら、“らしい”キャスティングも絶妙です。回を重ねるごとに登場する“愛人の原石”には、筧美和子、佐津川愛美、岸明日香、小倉優香、MEGUMI、板野友美、そして井伏の愛人として壇蜜、安達祐実と、豪華な顔ぶれがドラマを彩ります。

 不倫を題材にしたドラマといえば、中井貴一と瀬戸朝香の『Age,35 恋しくて』(’96年)、松嶋菜々子と椎名桔平の『Sweet Season』(’98年)、最近では上戸彩と斎藤工が不倫の恋を繰り広げ映画化もされた『昼顔 ~平日午後3時の恋人たち~』(’14年)などが挙げられます。

 さらに、今では癒し系女優として絶大な人気を誇る石田ゆり子が、自由奔放にオトコを渡り歩く人妻を演じた『不機嫌な果実』(’97年)なんてドラマもありました。

 総じてハッピーエンドになりずらい不倫&愛人ドラマですが、本作では「愛人作りのHow-Toを教える」というコメディタッチな演出でその深刻さを中和しています。

 ドラマのアプローチとしては決して間違ってない思い切りの良さですが、テーマがテーマだけに、生半可な内容ではバッシングの返り討ちにあってしまうことは必至だと言えるでしょう。

 また、原作がある以上、当然それに沿ったストーリーをなぞることになるでしょうが、ここはぜひドラマオリジナルの結末を目指して欲しいところでもあります。

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批判を浴びても記憶に残るドラマを

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