ドラマではこの先、不倫および愛人獲得のノウハウ、トラブル回避テクニックが続々と紹介され、「はたして田斉たちは見事、愛人を手に入れられるのか?」を焦点に、ドキドキハラハラの展開が描かれていくことでしょう。

『フリンジマン』原作漫画
ですが、昨今の不倫に対する風当たりの強さを受けて「結局、不倫はよくない」「やっぱり妻が一番」みたいな無難なメッセージが込められるような最終回だけは避けてもらいたいものです。というのも、そこがブレてしまったら、その先には「では、なぜ、こんなタイトルのドラマを作ったのですか?」という最大級のブーメランが待ち構えているからです。
その意味で、不倫の是非はいったん脇に置いていただき、スタッフには「面白いドラマを見たい!」と、期待して最後までつき合う視聴者を納得させる着地点をぜひとも見つけ出して欲しい次第です。
そのためにも、最終回は決して日和ることなく、田斉たちには正々堂々と(?)愛人をゲットしてもらい、「フリンジマン=不倫自慢」をしてもらいたいところ。そうすれば、たとえ大バッシングを浴びたとしても、人々の記憶にしっかり残るドラマとなるのではないでしょうか。
<TEXT/中村裕一>