大人は「革の手袋」で小娘に差をつける!パリマダム流・手袋の選び方
日に日に寒さが増してきました。ジャケットやコート類、巻き物、ブーツの季節が到来です。暑い季節の軽快なファッションも魅力的ですが、本当におしゃれな人には秋・冬が好きという人が多いようです。
必ず誰もが一つは持っているアイテムなのに、ただ寒さをしのぐためのものという扱いだったり、はめたりはずしたりがめんどうで…という人が意外に多いようです。
自他ともに認める寒がりで、はじめてパリに住んだとき、そのあまりの寒さに驚いて、東京ではあまりしたことがなかった手袋を思わず買って使うようになったというフリーアナウンサーの中村江里子さん。最初に買った手袋はちょっと長めの丈のこげ茶色のものだったそう。
「素材は表が革で内側がカシミヤというのが一番暖かくて好きです。パリの冬は本当に寒くて、空は朝8時を過ぎてもどんよりグレーで寒がりの私にはこたえます(笑)」と、中村さん。
以来、手袋は中村さんにとって必需品となったそうですが、パリで何年か暮らすうちに、せっかくだったら、もっと色使いを楽しもう!と明るい色合いの手袋をするように変わっていったそう。
冬の空の色をはね返すようなカラフルなものを少しずつ集めてはじめて、「全身を黒でまとめて、手袋だけ真っ赤にとか、黒のコートや濃紺のケープの袖口から、カナリアイエローの手袋がのぞいたらかわいいかしら」とあれこれ考えていると、ときめくんです、と中村さんは微笑みます。
男性に較べて体が冷えやすいとされる女性の手先を守ってくれる手袋は、防寒としての実用性はもちろんですが、上手に取り入れればレディなおしゃれ小物としても活躍しそうですね。
中村さんが暮らすパリでは、手袋の専門店が多くてサイズも細かく分かれています。最新刊のパーソナルマガジン『セゾン・ド・エリコvol.7』では、そんな手袋のおしゃれについても紹介しています。
最後に中村さんからのアドバイスを。
「手袋を購入する場合は必ず試着をして、ジャストサイズのものを選んでくださいね。ピッタリ合った手袋は、それだけで手を美しく見せてくれるものですから」
以下、パリのおしゃれな手袋屋さんをご紹介しましょう。
1924年、ミヨーで創業したメゾン・ファーブルは、モードを意識しつつ、クラシカルなデザインが特徴。
●楽しげなポンポンがアクセント
⇒【写真】はコチラ https://joshi-spa.jp/?attachment_id=780987
●赤いリップで遊び心をコーデ
⇒【写真】はコチラ https://joshi-spa.jp/?attachment_id=780986
※メゾン・ファーブル
交最寄り駅メトロ①⑦ Palais Royal
第二の肌と呼ばれるソフトな子羊革や、ひと針ずつ手縫いしたペッカリの革など、上質な物作りにこだわる老舗。
●洗練された手元を叶える大人のピンク
⇒【写真】はコチラ https://joshi-spa.jp/?attachment_id=780983
●ワンランク上を目指す上品な色合い
⇒【写真】はコチラ https://joshi-spa.jp/?attachment_id=780985
※コース
最寄り駅メトロ① ⑧ ⑫ Concorde
上質な素材を使ってハンドメイドで仕上げた高品質の商品をお手頃価格で提供するイタリア発のメゾン。
●どんな服にもマッチする防寒用ベーシック
⇒【写真】はコチラ https://joshi-spa.jp/?attachment_id=781034
●控えめなカラーコンビがシック
⇒【写真】はコチラ https://joshi-spa.jp/?attachment_id=781032
シンプルなブラックに、指の部分のカラフルラインがおしゃれ。64ユーロ
※ジ・べ・ガンティ
最寄り駅メトロ④ Saint Sulpice
<TEXT/女子SPA!編集部>
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洋服から小物、靴までトータルでさまざま色を合わせたり、素材を組み合わせる楽しみがあるからと彼女たちは口を揃えます。手袋もまた、これからの季節、欠かせないアイテムですね。