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英ヘンリー王子の婚約者、“バツイチ・年上・アフリカ系”とのバッシング乗り越え

 英ヘンリー王子(33)が、かねてから交際していた女優のメーガン・マークル(36)と婚約した。ヘンリー王子は、1年4カ月に渡って交際しているメーガンに今月に入ってからプロポーズしていたようで、来春には挙式予定だという。
 この嬉しいニュースは、ヘンリー王子の父であるチャールズ皇太子による声明文で次のように発表された。 「ウェールズ公チャールズはヘンリー王子とメーガン・マークル氏の婚約を喜んで発表します」 「結婚式は2018年春に予定されています。結婚式の詳細については追ってお知らせさせていただきます」 「王子とマークル氏は今月にロンドンで婚約しました」 「ヘンリー王子はエリザベス女王をはじめ、親しい王室一家に報告しました」 「ヘンリー王子はマークル氏のご両親にも承諾を求め、承諾されました」 「2人はケンジントン宮殿のノッティンガム・コテージに居を構えます」

母親がアフリカ系、離婚歴…メーガン・マークルってどんな人?

 メーガンの父トーマス・マークルと母ドリア・ラグランドも、2人の婚約のニュースに対して喜びのコメントを発表している。 「メーガンとヘンリーのことを心から喜んでいます。私たちの娘メーガンは常に優しさと愛情を持った人間です。同じ心を持ったヘンリーと一緒になるということは、両親である私たちにとっても素晴らしい喜びの源です」 「2人の生涯の幸せを願うと同時に、2人が共に歩んでいく将来を楽しみにしています」  ロサンゼルスで生まれたメ―ガンだが、白人である父トーマスと、アフリカ系アメリカ人である母ドリアの間に生まれ、自分のアイデンティティに悩んだこともあったという。今では人気女優となったメ―ガンだが、当初は女優としてのオファーをもらうことが大変だったと明かしている。
  「黒人女性を演じるには黒人らしさが足りず、白人女性を演じるには白人らしさが足りない。黒人と白人の中間にいるエスニックなカメレオンとみなされ、なかなか役がもらえなかった」とエッセーで語っている。  また、メ―ガンには離婚歴がある。元夫は俳優で映画プロデューサーのトレヴァー・エンジェルソン。この元夫が「元妻が英国王子と結婚」という内容のドラマを製作しているとも報じられており、話題となっているそうだ。
ヘンリー王子とメーガン・マークル

さまざまな障害を乗り越え愛をはぐくんできたヘンリー王子とメーガン

 離婚歴があり、母親がアフリカ系アメリカ人ということで、当初はイギリス王室、特にエリザベス女王が2人の交際に難色を示しているともささやかれた。さらに、メ―ガンに対するバッシングなども過熱した。これに対し、ヘンリー王子とイギリス王室はメディアに対し、報道の自粛を求める公式声明を発表する異例の事態になった。  いくつもの“壁”を乗り越え、強い意思で愛を貫いた2人の婚約にあたり、エリザベス女王とウィリアム王子夫妻も祝福のコメントを発表している。

結婚までの道のり、婚約指輪、故ダイアナ元妃への思いを語った

 メーガンとヘンリー王子は、婚約が発表された27日中に生放送のインタビューに答えている。 「一目惚れだった」という出会いのエピソード、「プロポーズしたのはチキンを焼いているとき」、さらには王子の母の故ダイアナ元妃への思いなどが語られている。全編英語で20分と長いインタビューとなっているが、ダイアナ元妃のコレクションから選んだ宝石2つがあしらわれた婚約指輪や、互いの手を握り合って語る2人のアツアツぶりを見ることができる。  
 結婚後のメ―ガンだが、大ブレークのきっかけとなったアメリカの人気ドラマ『SUITS/スーツ』も降板し、ヘンリー王子との結婚生活を大切にしていきたいとしている。女優としてだけでなく、国連などでも熱心に活動する慈善活動家としての顔も持つメ―ガン。“英王子夫人”としての今後も楽しみである。
<TEXT/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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