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新婦の友だち席で、ジーッと黙っている女の正体は【結婚式の悲劇】

 油断したときにケガをする……と言われますが、結婚もそうなのでしょうか。やっと結婚にたどりついたと思ったら、最後に落とし穴があった! という、ウソのような本当の話をご紹介しましょう。

結婚式後、3か月でスピード離婚したわけ

 有川浩の短編小説を映画化した『阪急電車 片道15分の奇跡』(2011年)。この中に、才色兼備のキャリアウーマン(中谷美紀)が、婚約者を後輩に寝取られて、2人の結婚式に乗り込むというエピソードがありました。花嫁が着るためタブーのはずの白い衣装で式場に現れて、自分の存在をアピールする……。  この物語の逆バージョンが実在したのです。 「先日、いとこのアヤちゃん(仮名)の結婚式に参加しました。公務員のまじめで優しい旦那さんということで、おじさんもおばさんも喜んでいる様子。ところがその3か月後、おばさんがうちにやって来て、私の母と何か話しこんでいました。よく見るとおばさんはめちゃくちゃに泣いていてビックリ」  このように話すユキさん(仮名、25歳)。あとで母親に聞いたところ、結婚したばかりのいとこ、アヤさんがスピード離婚したと判明。しかも、相手の男性はすぐにほかの女性と結婚したというのです。いったいどういうこと? 「旦那さんが実はアヤちゃんの女友達と浮気をしていて、赤ちゃんができていたとか。仕方なく2人は離婚。彼は責任をとって、その女性と結婚してしまったんです」  なんと結婚式の前に、新婦の友達を妊娠させていたというのです。そんなことをする男性には見えなかっただけに、新婦サイドはまさに寝耳に水。さらに男性側の家族から驚くべき仕打ちが。 「離婚することになってから、元旦那は両親を連れてアヤちゃんの家にやってきたそうです。玄関先で父親は、土下座をして謝罪。当事者であるはずの元旦那はひとことも話さず、居たたまれない面持ちでだまりこくっていたらしいのですが、さらに母親もだんまり。むしろ私は関係ないと言わんばかりの態度で、父親が謝罪する半ばに息子を促してさっさと帰ってしまったそうです」  この母親のあまりの態度に、ユキさんのおばさんは悔し泣きをしていたというわけ。 「それで思い出したんです。披露宴のとき、新婦側のテーブルにちょっと変な女性がいました。新郎新婦のメインテーブルにみんなが集まっているのに、一人だけ席に残っていて。フラットシューズを履いていたから、妊婦さんなのかなぁと。それで体を動かすのが大変なのかなとか思ったんです。  でも、ほんとにただジーッと新郎新婦を見ているだけで、何か様子がおかしかった。今考えると、あれがアヤちゃんの旦那を寝取った女だったのかも」 【教訓】 まじめで実直な男性こそ油断すべからず 結婚前、男性は独身最後の自由を謳歌しようと、ほかの女性に手を出すのはよく聞く話。女性にモテてきたイケメンもさることながら、まじめな男も要注意です。思う存分恋愛していないうさ晴らしに走る可能性も。年貢を納めるそのときまで、しっかり見張っておきましょう。 <TEXT/佐藤来未(Office Ti+) PHOTO/Shockingmelody >
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