ひどい失恋から立ち直るには?「フラれたのはあなたのせいじゃない」
「私は愛される」。根拠はなくていい!
――『世界に一つだけの花』ですね。
Neffy:そうですよ、みんな素晴らしい女性なんだから。自分で自分のことを素晴らしいって思ってあげなかったら、誰も思ってくれないです。
Venus:ありのままの自分って、見えているだけの自分じゃないんです。単なるありのままではなくて、ポテンシャルにも目を向けないと。
Neffy:例えば、本当の自分らしさって何? 自分の美しさって? と考えてみて。
――それが「自分はだらしない人間だ」とか、ネガティブなことだったら?
Neffy:それは、自分にレッテルを貼ってしまっているということ。自分に「だらしない女」ってラベルを貼って商品化して、「だらしない女でよければどうぞ」って言うってことでしょう? それ自体が違うんです。本当はすごく商品価値があるかもしれないのに、そこに自分で目を向けないなんて、もったいないですよ。
あなたにふさわしくない恋だっただけ
――自分で自分の可能性をなくしてしまうことって多いですよね。「私にはできないから」「無理だから」とか。
Neffy:私たちは知らず知らずのうちに、社会や学校や親からの影響で、自分にいろんなレッテルを貼ってしまって生きているんです。そのレッテルをいつの間にか本当の自分だと思い込んでしまっている。
「私ってこうだから」「これしかできないから」って決めたの、本当に、本当のあなたなんですか? って聞きたいですね。
Venus:そうそう。だからいろんな恋愛をして、自分の可能性をどんどん探していけばいいと思います。ひとつ恋を失ったからといって、あなたに価値がないわけじゃない。単に、あなたにふさわしい恋じゃなかっただけだから!
<TEXT/和久井香菜子>
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ライター・編集、少女マンガ研究家。『少女マンガで読み解く 乙女心のツボ』(カンゼン)が好評発売中。英語テキストやテニス雑誌、ビジネス本まで幅広いジャンルで書き散らす。視覚障害者によるテープ起こし事業「合同会社ブラインドライターズ」代表
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