「男は甘やかすとつけ上がる」と思っている人への処方せん
ジョン・ニューマンのヒット曲「Love me again」は、付き合っていた女性になにかひどい仕打ちをして別れたあと、未練たらったらでグズグズ言ってる曲です。男性の作る曲はこういう後悔ソングが多いので、適当に付き合ってうまくいかなくなってから引きずるパターンが多いんでしょうか。
どうやったらそんなに男性を夢中にさせられるのでしょう?
「女性は、男性を落としたいなら、女性誌などの『男心をくすぐるテク』を読むよりも、『BOYS BE…』などの青年誌の恋愛マンガを読んだ方がよっぽど効果的だと思うんですよ。
男をキュンとさせる行動やセリフが盛り込まれてるんです。男を落とすテクは、男のほうがツボがわかってますよ」
異性の落とし方は異性に聞け! ということですね。逆に私は常々、男性には「女にモテたいなら少女マンガを読め!」と言ってます。
ここで、取材に同席した、大島さん担当の男性編集さんから「『タッチ』の南ちゃんが可愛い!」という熱烈な意見が。南ちゃんですか……女にはまったく響きません……。
「男性が描いている『モテる女性のしぐさはこれだ!』っていうのがあるんですよ。でも、女性にマンガのキャラが男性にモテるよって言うと『こんなことやるやついないよ!』って言われるんです。『だからやれよ!』って思います。誰もいないから、男はやってほしいんですよ」
確かに、誰もやっていないことをしたら、その女性のひとり勝ちです!
つまり、結果が伴わなければ満足できない相手なら、そもそも付き合わない方がいい。「この人しかいない!」って思える人なら、全力で向かえばいいということです。
まずは「この人には、なにをされても一緒にいられるだけで幸せ」なんて男性にめぐり会いたいです!
<TEXT/和久井香菜子>
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モテたいなら青年誌の恋愛マンガを読んで
和久井香菜子
ライター・編集、少女マンガ研究家。『少女マンガで読み解く 乙女心のツボ』(カンゼン)が好評発売中。英語テキストやテニス雑誌、ビジネス本まで幅広いジャンルで書き散らす。視覚障害者によるテープ起こし事業「合同会社ブラインドライターズ」代表
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