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セクシー女優が関係暴露も!トランプ大統領をめぐって米国の夫婦ゲンカが急増中

カップルの、政治をめぐるケンカが急増中!?

 昨年9月27日に発表された米国の世論調査(キニピアック大学調べ、1412人に電話調査)によると、トランプ氏が大統領に「ふさわしい」と答えたのは、男性49%、女性35%。 反トランプ「アメリカでは夫婦が両極端になっています。一般的に夫はトランプ氏の共和党、妻は負けた元候補者だったヒラリーがいた民主党を支持する、という夫婦が多いのです。  夫は、メラニア夫人のことを頭も切れるし綺麗だと評価していて、トランプ大統領は頭がいいし、やっていることは正しいと答える。一方妻は、女性蔑視、人種差別発言をするトランプ氏にうんざりしています。それが日常の夫婦生活にも影響を及ぼしています。  トランプを支持している夫は1階で『フォックスニュース』を見て、反トランプの妻は2階で『CNN』や『NBC』を見ている。それだけならまだ良いのですが、実際にそれが原因で、家庭不和が起こり、離婚しているケースもあるのです」(米国人記者)  アメリカのバージニア州にある調査グループ、『ウェイクフィールド』が昨年の4月12日から18日の間、全国1,000人を対象に実施した調査によると、未婚既婚を問わない10組のカップルのうち1組が政治的意見の違いから別れることになった、という結果があります。  そのうち『ミレニアル世代』(1981年から1996年に生まれた人々で、その人口はアメリカ全体の約2割、7000万人以上)のカップルでは、なんと22%が、政治的意見の違いで別れているのです。  また、同調査では22%の人が「トランプが当選したことによって関係が悪化したカップルを知っている」と答え、24%が「政治問題でパートナーと言い争ったことがある」と答えています。  ニューヨークで離婚調停弁護士をしているロイス・ブレナー氏は、大統領選挙以降の、政治的見解の違いによる離婚調停の多さは、35年にわたる職歴の中でも類を見ない多さだと言います(FOX Businessより)。  普通はお金の問題や、男女関係のトラブルが離婚調停のメインですが、この調査では過去6ヶ月で20%以上のカップルが、金銭問題よりも、トランプ大統領の政策に対する意見の違いが重要な争点になっているそう。この現象はさすがに日本では考えられないことです。  暴露本をめぐっての騒動はまだ始まったばかりのようで、しばらくは続くことでしょう。男女のスキャンダルならともかく、不用意な発言によって世界を混乱に陥れることだけは絶対に避けて欲しいものです。 <TEXT/ジャーナリスト・草薙厚子>
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