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年収600万の男性を探すより、自分で300万稼ぐほうが結婚の近道

 ファイナンシャルプランナーの花輪陽子です。

「結婚相手は年収600万円ないとイヤ」――そんな女性は多いものです。

 ところが、男性の平均給料を見ても、25~29歳で約383万円、30~34歳で約457万円、35~39歳で約511万円(民間給与実態統計調査 平成28年度)と、年収600万円稼ぐ男性を結婚相手に探すことは難しいことが分かります。

結婚とお金※編集部注:結婚願望がある20~30代女性が、結婚相手に望む年収は平均「546.6万円」(2017年11月、メディケア生命保険調べ。女性500サンプル)

年収600万円の男性なんてめったにいない



 そもそも、なぜ結婚相手に年収600万円を求めるのでしょうか。

 おそらく多くの女性が結婚をし、子供を産むことを想定して結婚相手を探しているのでしょう。その際に、子育て中に自分が働けなくなる間に生活を保障してくれるような十分な収入の男性を選びたいと考えるのでしょう。

 たしかに、子供を育てるにはお金がかかるものです。都市部で子供2人を育てる場合、世帯収入600万円を目指すことは重要です。物価が安い地方の場合も世帯年収400万円以上欲しいところです。地方の場合は、子供が都心の大学に進学する際に仕送りをするのにお金がかかることもあるからです。

都市部で子供2人育てるには、世帯年収600万円が必要



 なぜ、世帯年収600万円が必要なのかというと、子供を育てるために養育費と教育費がかかるからです。

家族 世帯年収600万円をざっくりと手取りに換算すると年約480万円(月約40万円)になります。18~21歳の子供を1人持つ世帯の消費支出額は37万6000円というデータがあります(世帯主年齢平均52.1歳、『国民生活白書』平成17年度 総務省「家計調査」により特別集計)。

 子供2人となると手取り月収が40万円程度欲しいところです。同調査では子供の年齢が0~2歳の時の消費支出額は約25万円なのでピーク時(子供の年齢が18~21歳)には3割程度の支出増が想定されるからです。

「夫婦で年収600万」を目指せば、結婚できる確率もアップ!



 ではどうやって世帯収入600万円を確保すればよいのでしょうか。

 答えは簡単。男性1人の収入では足りない金額を女性が働いて補えばよいのです。

 女性の平均給与は25~29歳で約309万円、30~34歳で約315万円、35~39歳で約300万円です(民間給与実態統計調査 平成28年度)。男女の平均収入を足し合えば夫婦で年収600万円を達成させることはできるのです。

 数少ない「年収600万円の男性」を探して延々と婚活をするより、自分が働く前提で「年収300万円~の男性ならOK」と考えて選択肢を広げるほうが、好きな相手と結婚できる確率だってずっと高くなります。

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一番幸せなのは、年収何万円ぐらい?

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