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年収600万の男性を探すより、自分で300万稼ぐほうが結婚の近道

「子供が小さい間は子育てに専念したい」という女性も多いですが、後々を考えると、育休を取得してキャリアを温存しておくほうがお金の面ではよいのです。どうしても子育てに専念をしたいという人は、会社に相談をして育休の延長や再就職制度などを検討するのも一つの手でしょう。  そうした制度のある会社に転職をしておく、子育て中に休めるお金を貯めておくなど自力での努力も必要になります。いずれにせよ、男性の収入にばかり依存をしようと思う考えは完全に捨て去ったほうがよいでしょう。 ワーキングマザー 賢いカップルは子供にお金がかからない間から長期的な人生設計を踏まえて、共働きで必要なお金をしっかり準備しています。夫婦共働きの間や子供が小さく支出にも余裕がある時期は「人生の貯め時」ということで収入の25%程度ためているカップルもいます。  貯金ができれば、毎月カツカツの生活から脱却し、ゆとりのある人生設計を立てることができるようになるのです。

年収1000万男をつかまえても幸せになれるとは限らない

 米国の調査によると、年収が上がることにより幸福感を得られるのは年収7万5000ドル(日本円で約630万円)で頭打ちになるようです。  そのため、年収1000万円の男性と結婚するなどの妄想を抱き、仮に実現されたとしても必ずしも幸せになれるとは限らないのです(後日、このコラムでも高収入男性を捕まえたものの幸せになれていないケースもご紹介したいと思います)。  私は職業柄、いろんな職業の方の家計を見せていただいていますが、年収が高くても、仕事のストレスが大きくて家族と過ごす時間が少ないという人も多いからです。  パートナーを選ぶ際に、「年収」というフィルターを外すことによって、選択肢が想像以上に広がることでしょう。より、自分らしく、自由にいさせてくれる相手を選ぶほうが今の時代は重要なのではないでしょうか。 <TEXT/花輪陽子> 【花輪陽子】 1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)、CFP(R)認定者。 1978年生まれ、外資系投資銀行をへてFPとして独立。現在シンガポール在住。『夫婦で年収600万円をめざす! 二人で時代を生き抜くお金管理術』『お金持ちになる女はどっち?』など著書多数。http://yokohanawa.com/
花輪陽子
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)、CFP(R)認定者。1978年生まれ、外資系投資銀行をへてFPとして独立。現在シンガポール在住。『少子高齢化でも老後不安ゼロ シンガポールで見た日本の未来理想図』 (講談社+α新書)など著書多数。公式サイト
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