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100万円の超高級ベビーカーに我が子を試乗させてみた

ベビーカー

ベビージョガーをカスタムしたベイビーカリフォルニア(写真手前)とバカブーをカスタムしたベイビーロックスター(写真奥)

 お値段なんと100万円!? 遂に出た、いや、ここまできたか……と感嘆の声が思わず漏れてしまうベビーカーが登場。はたして100万円のベビーカーとはどんな代物なのでしょうか? 今やベビーグッズ&アパレルの聖地である代官山の人気ショップ「ブロッサム39」へと、愚息を連れて足を運んでみました。

 子育てをしながらもオシャレには余念がない、梨花やSHIHO、辺見えみりなどのキラキラママたちが使っている海外ブランドベビーカーは今なお人気。しかしそのどれもがン十万円レベルの代物で、一般人にはなかなか手が出せるものではないのが現実です。そんなベビーカーで最近注目されているのは、海外セレブの間で流行しているカスタム・ベビーカーなんだとか。このカスタム・ベビーカーが日本でも密かなトレンドとなりつつあるようです。カバーに飾りをつけたり、タイヤにカラーリングしたりと、ベビーカー本体のお洒落を楽しむママが増えているのです。

バカブー

カスタム前とカスタム後。まるで違うものになってしまっています

 そんななか、今回紹介してもらったのが、こちら! 人気を二分する海外ブランドベビーカーの「バカブー」と「ベビージョガー」をリメイクした、その名も「ロイヤルベイビーズ」シリーズです。デザインを担当したのは、グラフィティアーティストのAZI氏。様々なアーティストのPVや、映画へ作品提供を行っている気鋭のデザイナー。今回のコンセプトは、「ママ・パパにとって『王子様』と『お姫様』である赤ちゃんへ、世界にたった一つのスペシャルなベビーカーを」というもの。筆者も仕事上ずいぶんといろいろな種類のベビーカーを見てきたのですが、これは群を抜いて奇抜かつハイクオリティ! もはやカスタムベビーカーというレベルではなく、ひとつのアート作品に仕上がっています。

お洒落なカスタムベビーカー、肝心の乗り心地は?



ベイビーカリフォルニア

ジーンズのポケット部分を機能的に使用できるのもママさん思いなのだが……

 個性的なペイントが施されたデニムのパッチワークとスタッズがポイントの「ベイビーカリフォルニア」は、アメリカ西海岸の海と空をイメージして作られたもの。アメリカで絶大な人気を誇るベビーカー「ベビージョガー」を使用し、本体とカスタム素材すべてUSAメイドにこだわったということです。

 もちろんベビーカー本来の機能性は損なわないカスタムでありながら、リーバイスの501をふんだんに使っており、そのデニムの実用性もユニークに発揮しているのがポイント。例えばポケットが絶妙な位置にくるよう設計されていて、哺乳瓶や携帯などを収納できるようになっているのはママさんにとって嬉しいこと。こういう細かい機能性が、実はとっても大切だったりするのです。

⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=82147

「素材選びはかなり難航しました。ビンテージのデニムを求めて、古着屋を何件まわったことか……。また、ベビーカーのパターンはこれまでに作ったことがなかったので、設計にも苦労しましたね」(デザイナーのAZI氏)

ベイビーロックスター

打ち込まれた鋲とヒョウ柄がパンキッシュ! ロックな人生を子供に歩ませたいならオススメ!

 企画の着想から半年以上掛け、やっと納得のいくものが完成したという。こちらの「ベイビーカリフォルニア」には、取材に同行してくれたママ友の子に試乗してもらうことに。彼女は本体となるベビージョガーを愛車としているので、この機種自体には乗り馴れているはずが……、ただならぬ雰囲気に圧倒されてか号泣。子供ながらに「普通のベビーカーじゃない感」がわかるのだろうか……。ちなみに乗り心地としては本来の製品のままであり、最高のクオリティであることは間違いないようです。

 ロックなテイスト全開のハードな「ベイビーロックスター」は、オランダの「バカブー」というベビーカーをカスタマイズした一台。クロコダイル調のレザーとヒョウ柄のファーで覆い、ゴールドスタッズをふんだんに散りばめて動くパンクス。ベビーカーのこれまでの常識を逸脱した豪奢な一台であるのは確かです。こんなベビーカーとすれ違ったら、思わず道を譲って路肩にひれ伏したくなりそうですね。

⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=82148

バカブー

乗せた瞬間に拒否権発動で号泣。あまりの派手さにおののいてしまったのだろうか……

 こちらには、ロックスターとはほど遠い身なりの愚息を試乗させることに。ハードなレザー素材のカバーとは裏腹に、フードの内側や座面にはふっわふわのヒョウ柄ファーが敷き詰められている。このファーの触れ心地が快適だったのか、全く降りようとしない我が子。このままこの中で生活してもいいわ、と言わんばかりの気に入り具合です。どうやら乗り心地は抜群なようです。対してママ友の娘ちゃんは乗せた瞬間に号泣。ちょっとビックリしてしまったようです。

  随所にこだわりがビシビシと伝わってくるのですが、一番注目してほしいのは「スタッズで描かれたスカルがおしゃぶりをくわえている」ところだとか。

「赤ちゃんだからって甘く見ないでよ、と言いつつきちんと可愛らしさも忘れないという遊び心を表現しました。正面から見ると、革ジャンを着た背中に見えるようにデザインしています」(デザイナーのAZI氏)

クルマが買えちゃいます……



ベビージョガー

90万円の乗り心地は抜群なようで……

 気になるお値段は「ベイビーカリフォルニア」が90万円、「ベイビーロックスター」が125万円と、軽自動車ならフツーに買えてしまうレベルです。パンピーママ代表の筆者にとっては、ン十万レベルでなく、次元を越えた話ですね……。目玉が飛び出るとはまさにこのこと。値段を聞いて、慌てて我が子をベビーカーから引き摺り下ろしちゃいました。プロデュースを担当したブロッサム39の平野孝さんによると、

「最初は30万円くらいで販売できるものを作ろうかという話だったのですが、こだわりを重ねていったらこの結果に。デザイン性はもちろんのこと、素材もすべてベビー&ママのことを考えて揃えています」

 いったいどんなお方がご購入されるのであろうかも気になるところ。

「発売以来、たくさんの方から問い合わせをいただいています。毎日お子さんを乗せるものだから、快適で安全なのはもちろん、自分もお洒落を楽しめるものをお求めになるんだと思います。完全受注生産なので、一台一台そのお子さんのためだけに作っているのも喜ばれるポイントですね。街中で絶対人とかぶりたくない、そんな個性的なベビーカーを探してくるママさんは多いですよ」

 このようなスペシャルなベビーカーに子どもを乗せたいと思う親御さんは、珍しい存在ではないということなのでしょうか。う~ん、こんなベビーカーに乗って育った子供にアイデンティティが育まれるのでしょうか。やっぱり違いがわかる大人に育つのかしら……などと、ぼーっとした気分で家路についたのでした。

 気になるママさんたち、試乗はいつでも気軽にさせてくれるので、ぜひ訪れてみては。

※問い合わせ「Royal Babys」 http://royalbabys.jp/
※取材協力「ブロッサム39」 http://www.blossom39.com/
<TEXT/浦和ツナ子>




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