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節分の豆まき「北海道では落花生なんだ!」と叫ぶ彼氏。本当に北国では常識なの?

 2月3日の節分といえば豆まきですね。ですが、この豆のまき方は各家庭や地方によって微妙に違ってくるようです。

福豆 豆まきのやり方の違いが原因で彼氏と揉めて破局したという女性がいたので、話を聞いてみました。

スピリチュアル系女性は節分の豆まきに気合い大!



 井上麻里奈さん(仮名・26歳・事務職)は、有名占い師の信奉者で、その影響もあり“1年で最も運気が変わる節目”と言われている節分を大切な行事として、毎年キチンと豆まきをしていました。

「その占星術師の方がオススメしている神社によく参拝しに行っているのですが、毎年そこで福豆を買うのが恒例なんです。豆まきって気軽に自分で出来る厄払いなので好きなんですよね」

 その年は、たまたま節分の日がデートだったので彼の部屋で「豆まきをしよう」と、その福豆(炒った大豆)を出したら…。

北海道出身の彼氏の豆まきは落花生!



「彼が『こんな豆を撒いたら、薄皮で部屋が汚れるし、食べても美味しくもないし嫌だ』って言って、落花生を出してきたんですよ! 信じられます?」

 彼は北海道出身で、本人が言うのには北海道では節分に落花生を撒くのが普通なんだとか。

豆まき用落花生「『掃除が楽で、美味しいからなんて理由で…落花生? そんなんじゃ厄払いにならないよ!』って、つい彼の部屋中に福豆を撒きまくったら、怒った彼が私を玄関まで引っ張って行って締め出したんですよ!

 玄関をガンガン蹴っていたら中から『ベランダからバッグとコートと靴落としたからなっ! 早く行かないと無くなるぞ』って声がして…心底ムカつきましたね。速攻、回収して帰りました」

 それから2人は、会っていないのだとか…。

 彼氏も怒り過ぎですが、彼の家では子供の頃から落花生を撒いて育ってきて、それが普通だと思っていた訳ですし…一方的に自分のやり方を押しつけるのも良くないのでは?

節分の豆まき。落花生は北海道、東北、北陸に多いが鹿児島でも!



 さて、麻里奈さんの彼氏いわく、「北海道では節分に落花生を撒くのが普通」説。本当にそうなのでしょうか?

 全国的に調査したアンケートによると、「節分に何をまきますか?」という質問に対して、「大豆」と答えた人よりも「殻付き落花生」と答えた人が多かった地域は、北海道・東北地方(山形を除く)・新潟・長野・宮崎・鹿児島だったようです。(※アットホームボックス調べ)

節分の日 筆者の周りのこれらの地域出身者に聞いてみたところ、

「たしかに落花生をまいていたけど、北海道の習慣じゃなく、それぞれの家のやり方だと思っていた。後でカラをむいて食べられるから合理的ですよ」(北海道札幌市出身・女性・36歳)、

「落花生以外に何をまくって? え!? 大豆? 拾って食べられないし落花生でしょう」(青森県五所川原市出身・男性・43歳)

「落花生を殻付きで庭にまいていた。雪に刺さっても、大豆とちがって拾いやすいし便利だったです」(長野県東筑摩郡朝日村・女性・28歳)

「撒くのは落花生で、食べる用に大豆も買っていました」(鹿児島県 奄美大島出身・女性・35歳)など、データを裏付ける声があがってきました。

「一般財団法人 日本落花生協会」

「一般財団法人 日本落花生協会」公式サイトより http://www.jpf.or.jp

 一般財団法人 日本落花生協会の公式サイトを見てみると、節分の豆まきに「落花生をいつ頃から使い始めたかは明らかではありません」としつつ、「ぜひ、から付き落花生の豆まきで災厄を吹き飛ばし、豆まきの後は、年齢の数、おいしく召し上がってください。」と激しくプッシュしています。「節分の日」落花生普及推進協議会との名前入りポスターまで作る熱の入れようです。

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8粒ずつラップに包む、運気アップのまき方

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