「日本は義理チョコをやめよう。」こう題して、チョコレートブランドのゴディバが2月1日の日本経済新聞に掲載した全面広告が話題になりました。

GODIVAさん(@godiva_japan)がシェアした投稿 – 1月 17, 2018 at 1:33午前 PST

　その広告では、「義理チョコを誰にあげるかを考えたり、準備をしたりするのがあまりにもタイヘンだから」バレンタインデーは嫌いだ、という女性がいるとして、今の時代に義理チョコは「ないほうがいい」というメッセージを打ち出しました。 　と同時に、男性や会社トップに向け、女性たちに対して「義理チョコ、ムリしないで」と言ってあげてほしいと呼びかけています。会社トップが読んでいそうな日経新聞に掲載したところから、ゴディバの本気が感じられますね。 　では、実際に女性たちは義理チョコについてどう感じているのでしょうか？ 女子SPA！では30代の働く女性200人に聞いてみました（※1）。 　まずは、義理チョコをあげる習慣への賛成・反対を聞いてみると…。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ Q.義理チョコについて当てはまるものを下から選んでください（どちらか1つお選びください） ・義理チョコをあげる習慣はなくなってほしい 73.5% ・義理チョコをあげる習慣はなくならないでほしい 26.5% ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 　圧倒的に「なくなってほしい」と答える女性が多い結果になりました。 　では、女性たちは義理チョコについてどのような感想を持っているのか聞いてみました。 　まずは、ネガティブな方からご紹介します。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ Q.義理チョコについて、当てはまるものを下から選んでください（複数回答） 　・義理チョコの費用が結構かかるのがしんどい　39% 　・職場や取引先の男性に配るのは大変だ　31% 　・バレンタインデーが休日だとホッとする　27% 　・社内ルールで「義理チョコ禁止」にしてほしい　24.5% 　・役職によってチョコのグレードをどう変えるか悩む　12.5% 　・ホワイトデーのお返しをしない男性がいるから義理チョコは損だ　11% 　・ホワイトデーのお返しはハズレが多いから義理チョコは損だ　6.5% ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 　費用の負担と配る大変さが上位に来るランキングに。ゴディバの広告の文章に「気を使う。お金も使う。でも自分からはやめづらい。」というフレーズがあったのですが、まさにその通りですね。 　株式会社ぐるなびが運営するECサイト「ぐるすぐり」の調査（※2）によりますと、女性の義理チョコの平均予算は782円とのこと。この分を、本命チョコや自分チョコに回したい人も多いのではないでしょうか。 「バレンタインデーが休日だとホッとする」と答えた女性の意に反し、今年のバレンタインデーは平日なのでした。残念！ 　ちなみに、同じ質問に対して「義理チョコをあげたことがない」と答えた人は7％にとどまり、ほとんどの女性は義理チョコをあげた経験があるようです。日本で働いていると、この習慣から逃れるのは休日や社内ルールでもない限り難しいのかもしれませんね。