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沖縄のカラフルな魚ってマズい?美味しい?現地で食べてみた!

 さらに沖縄では、魚以外にイカや貝などでも沖縄らしいものが豊富。甘みのある甲イカやシャコ貝の刺身、ヤコウ貝の出汁で作る雑炊は絶品です。
イカゲソとキャベツのバター炒め(スミいり)

イカゲソとキャベツのバター炒め(スミいり)

⇒【写真】はコチラ https://joshi-spa.jp/?attachment_id=836308
やこう貝つぼ焼き

やこう貝つぼ焼き

【考察(3)】 定番とは違う味が多い 【結論(3)】 地元の魚を楽しめるかは、好奇心次第! いつもと違ったテイストをポジティブに味わえ!  沖縄料理屋や魚料理屋でよく出てくるのが、「マース煮」。
エーグアーのマース煮(ANA釣り倶楽部サイトより)

エーグアーのマース煮(ANA釣り倶楽部サイトより)https://www.ana.co.jp/vacation/fishing/food/okinawa-egua/

 これは、醤油で甘辛く煮たものとは違い、泡盛(沖縄の蒸留酒)と塩を基本として作られた煮魚。醤油の定番味に慣れた人からすると、最初は慎重になってしまうかもしれませんが、美味しく調理されたものは必食に値するおいしさです。さらに煮魚以外では、バターやニンニクで味付けされているなど、いつもと違ったテイストには必ず出逢えるでしょう。
まちのバター焼き

まちのバター焼き

 さらに、醤油は九州と同様、「甘醤油」が置かれている店も少なくはありません。いつもの味=濃口が良い人は、全国チェーンの回転寿司屋などに行けば安心です。地元の味を積極的に楽しみたい人は、地元民やホテル推奨の店に足を運び、どっぷり浸ってみるのが良いでしょう。  最後に、「鮮度」の話。「身が焼けていて新鮮さがない」と指摘する人もいるようですが、それは「東京の魚がすべて新鮮か?」と聞くのと同じレベルなのではないかと思うんです。そうです、事前に活きの良い魚が食べられる店をリサーチすれば大丈夫。東京に比べれば格段に安価に地元鮮魚を味わうことができますよ! <TEXT,PHOTO/スギアカツキ> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【スギ アカツキ】 食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、独自で長寿食・健康食を研究し、各メディアで活躍中。@akatsukinohana
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
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