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「娘は発達障害かも」。ネット情報でそう思い込んだママの苦悩

母親代わりをしてくれた妹。あんな愛し方、できない

 そんな私の代わりに、娘を溺愛してくれたのは、私の3歳年下の妹だった。  娘が誕生したとき、妹は誰よりも早くかけつけ、生まれた娘の顔を見て「信じられないくらい可愛い」「こんなにも愛おしい気持ちになるとは想像できなかった」と、出産直後から常軌を逸した叔母バカぶりを発揮していた。 懺悔日記2 その後、妹は結婚し、旦那さんの勤務先の静岡に引っ越していったが、新幹線と電車を乗り継ぎなんどもなんども東京の我が家にきて、娘の成長をそばで見守ってくれた。ひとつひとつの進化を喜び、母親が二人いるのではと思うほどの愛情を注いでくれた。  ベッドでうなだれる私の横で娘と遊んでくれて、「あれができた」「これができた」「こんなに出来るようになった」「名前を呼んでくれた」「別れる時に泣いてくれた」「私も涙が止まらないよ」。  妹は母親の欠けた家の中で、母親の役割を果たしてくれていた。  曇りのない純粋な心で娘を見ていてくれた。ただ愛おしいだけの気持ちがそこにはあった。その状況をわたしは横目で見ていた。わたしにもあれができたら、と思っていた。でも、できなかった。  そのうち私は薬を大量服薬して、病院に担ぎ込まれた。(※近日公開予定の後編につづく)
懺悔日記

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<TEXT, ILLUSTRATION/藤田あみい>
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