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職場旅行は不倫旅行のカモフラージュ。有名漫画家のウラの顔

 皆さんは新しい職場やバイト先などで、そこでの変な“暗黙のルール”に遭遇し、慌ててしまった経験はありませんか?  そんな目にあった女性に話を聞いてみました。

売れっ子漫画家はアシスタントを全員連れて毎年ハワイ旅行

 佐藤麻子さん(仮名・26歳)は23歳の頃に某有名漫画家のアシスタントをやっていました。 「そこの先生(漫画家・45歳)は、毎年アシスタントを全員連れてハワイ旅行に連れて行くのが通例行事だったんですよ」  当時の佐藤さんは、初めての海外旅行にワクワクしながら飛行機に乗り込みました。 漫画家不倫旅行「ホノルル空港に着くと、チーフアシスタントが『私達の泊まるホテルはこっちだよ』と慣れた様子でバス乗り場に誘導してくれたのですが、その時にふとタクシー乗り場を見たら先生がいたんですよ。しかも奥さんではない若い女と腕を組んでタクシーに乗り込んでいる最中だったんです!!  え~!と思いフリーズしていたらチーフに『ジロジロ見たらダメ!』と怒られたんです」  そして、ホテルへ向かうバスの中で…。

職場旅行は不倫旅行のカモフラージュ

「チーフに『あぁ、佐藤さんは初めてだから知らなかったんだ…この旅行はね、一見職場旅行みたいに見えるけど、単に先生が不倫相手と堂々と旅行するための隠れ蓑(みの)なんだよ。でも、そのおかげで私達も毎年ハワイに連れてきてもらえる訳だから誰も文句を言わないし、奥さんにも内緒なの』と教えてもらったんです!  まさか、そんな理由で毎年旅行してるなんて思わないんでビックリしました(笑)。飛行機も私達アシスタントはエコノミーで、先生はビジネスクラスだったので気づかなかったのですが…きっと不倫相手とイチャイチャしながらきたんでしょうね」 ワイキキビーチ ハワイ そして先生はアシスタント達よりランクの高いホテルに泊まるので、完全に別行動な事もこの時に知りました。 「次の日にアラモアナショッピングセンターに行ったら、また腕を組んで歩く先生と不倫相手にばったり会ってしまって…でも、ちゃんと目を合わせないで知らない振りをしましたよ。チーフや先輩アシスタントの素振りを見て、それが“暗黙のルール”だと察したからです。  せっかく不倫相手と2人の世界に入っているのに、アシスタントに挨拶なんかされたら現実に引き戻されてしまいますからね。先生も私の事を見て見ぬ振りしてましたし」  気を使いながらも、ハワイを満喫する佐藤さん。

丸亀製麺に並ぶ先生にバッタリ…意外な語りが

「するとまた偶然、丸亀製麺(ハワイにも店舗あり)に並ぶ先生を見つけてしまったんです。なぜか不倫相手はいなくて、1人だったので…どうしたのかな? と思っていたら目が合ってしまい、慌てて逃げようとしましたが先生に手招きされたので…  一緒に並んでうどんをおごってもらいました。先生が『彼女がインスタで自慢する為に、高くて見映えのいい店ばかり行きたがるので疲れた…ハワイにきて、初めての美味しいものが食べれたよ』と愚痴をこぼしながら、うどんを夢中ですすっているのが新鮮で…。  こんなに売れっ子漫画家になっても、そんなしょうもない事で凹んだり、高級料理より丸亀製麺がいいのか、と先生の人間臭い部分に触れてしまいました」  その時に、インスタ映えするタピオカミルクのお店を先生に教えてあげたら大変喜ばれたんだそう。 「毎年、アシスタントを隠れ蓑にして不倫相手と旅行に行くなんて…本当にいけない事ですが、そうやって恋愛や旅行をして、女の子のご機嫌とったり、しょせん自分は安い物しか受け付けない舌だとか、ダサい自分と向き合い噛みしめる事が面白い漫画を描く原動力になっているのかな? なんて考えてしまいました」
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毎年のように不倫相手は変わって…
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