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「きちんと眠る」だけで15kgダイエットできた女性が教える、快眠のポイント3つ

 暑い日が続きますが、みなさん夜はよく眠れていますでしょうか? 眠る猫世界睡眠会議」という睡眠情報サイトが開催した「第1回 おいしく学ぶクビレ女子会」に、女子SPA!編集部員も参加してきました。  東京・渋谷の肉割烹「もつ吉 渋谷店」で開催されたこのイベントは、「睡眠を味方につけて、美しいクビレ体型をキープするためのセミナー」です。
世界睡眠会議「おいしく学ぶクビレ女子会」

40名以上の参加者で盛り上がりました。

 アドバイザーは睡眠コンサルタントとして『大人女子のための睡眠パーフェクトブック』などの著書が人気の友野なおさん。友野さん自身、睡眠を改善することで約15kgのダイエットに成功したという経験の持ち主です。
友野なおさん

アドバイザーの友野なおさん

 友野さんによると「ちゃんと寝るだけでダイエットに効果あり!」とのこと。はたして、それはどういうことか。友野さんのお話のポイントを紹介します。

「ちゃんと寝ないと太る!」という真実

 今から約8年前、当時29歳だった友野さんはパニック障害などもあり、その睡眠は「ぐちゃぐちゃ」だったそうです。セミナーでは「え、こんなにっ?」と驚くくらい太っている友野さん本人の写真も紹介されました。でも、睡眠を改善するとみるみるうちに体重が減り、今では当時に比べてマイナス15kgの体重をキープできているのです。 「寝ないと太る」という説は科学的なデータでも証明されていて、毎日の平均睡眠時間で比較すると、7~9時間眠っている人が最もBMIの値が低くなっています。4時間睡眠のグループでは肥満度が73%高くなり、5時間睡眠でも約50%高くなるそうです。7~9時間、きちんと眠ることが、ダイエットにもいいということですね。 睡眠

なぜ、眠らないと太るのか?

 眠らないと太るのはどうしてでしょう。これにも、科学的な根拠があります。最大の原因は、睡眠不足になると、食欲を増す「グレリン」というホルモンが多く分泌される上に、食欲を抑制する「レプチン」というホルモンの分泌が減少してしまうからです。  食事の内容や量に気をつけていても、ホルモンの働きに抗うことは難しいのは当然ですよね。だから、せっかくダイエットしていても、寝不足になると食べ過ぎに走り、簡単にリバウンドしてしまう! ということになりがちです。

ちゃんと眠るための心得は意外とカンタン!

 セミナーでは、毎日きちんと快眠するためのポイントも紹介されました。「世界睡眠会議」でオススメしている「ぐっすり心得」という15項目の日常生活での注意点をもとに、友野さんが解説してくれたのですが、女子SPA!読者にもぜひ実践していただきたい3つの心得をピックアップしてご紹介します!
クビレ女子会

参加者の方も「ぐっすり心得」に興味しんしん

1.休みの日も、毎日決まった時間に起床する

 起床して明るい光を浴びると体内時計のスイッチが入り、眠気を促進する「メラトニン」というホルモンの働きによって、16~17時間後に就寝するとスムーズに眠りやすいそうです。ちなみに曇りや雨でも、光の量としては十分。休日だからといって夜更かしや朝寝坊をすると、体内時計のリズムが乱れて睡眠不足の原因になることもあるから要注意!
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就寝の●時間くらい前、ぬるめのお風呂に
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「世界睡眠会議」では、8月、9月にも、「クビレ女子会」を開催するそうです。
第二回は8月8日(水)に「もつ吉 渋谷店」で行われ、参加者を募集中(20歳~29歳の女性対象、定員になり次第終了)。
「世界睡眠会議」ウェブサイト https://suiminkaigi.jp/
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