⇒コンニャク麺の物足りなさを感じさせない「濃厚味」を選べば、おいしく味わえる!

コク旨冷やし坦々麺(糖質65%オフ)
寿司と一緒に楽しみたいものの、気がついたら炭水化物まみれに…。そんな悲劇を防ぐべく、糖質&カロリーを大幅にカットした「オリジナルこんにゃく麺」が登場していますが、やはり小麦麺とは違い、
こんにゃく独特の食感・においは否めません。
しかし、
それをカバーしてくれるのが、「坦々味」や「とんこつ味」。濃厚スープ・タレと合わせることで、麺が持つ弱点をカバーしてくれるんです。そしてこの工夫は、自宅の麺ものでも応用可能。冷やし中華なら、醤油タレよりゴマダレ。ラーメンなら、塩味より味噌味です! ※塩分の過剰摂取には要注意です。
(4)どんぶりのごはんを大根の酢漬けに置き換えた「糖質オフ丼」シリーズ
⇒これはさすがにやりすぎ! 無理な糖質オフはリバウンドのきっかけに!?

糖質オフうな丼(糖質74%オフ)
最後にご紹介するのは、糖質オフの最新メニューとして先日発売された「糖質オフ丼」。ごはんは全く使われておらず、代わりに酢漬け大根がたっぷり敷かれています。メニューとしては、うな丼、天丼、牛丼の3種。すべて食べてみましたが、どれも受け入れがたい残念味。酢漬け大根にもしっかり味がついていて、大いなるミスマッチ。そして無性に白ごはんが恋しくなってしまいました。
そうです、
食べた後の「大失敗感」は、食べ直しのスイッチになりそう。無理な糖質オフは逆効果であることを教えてくれました。
※「シャリ・プチ」「シャリ・野菜」とも、正式メニュー名では「シャリ」の後にハートマークが入ります。
<TEXT,PHOTO/スギアカツキ>
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【スギ アカツキ】
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。
現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『
Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。
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