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彼との花火デート。ケチって2000円のゆかたを買った女子大生の悲劇

 夏の風物詩といえば花火大会。花火大会で浴衣を着る女性も多いと思いますが、その浴衣で大失敗してしまったという人がいます。大川沙知さん(仮名・28歳)は大学生の時に、彼氏と一緒に行った花火大会でとんでもない目に逢ったそうです。
花火大会

写真はイメージです(以下同じ)

「当時、学生でお金がなかったんですが、せっかく彼氏と花火大会に行くんだからどうしても浴衣が着たいと思ったんです。当時は今みたいに格安の浴衣セットやフリマサイトもなく、そこで私が思いついたのは古着屋さんでした」

古着の浴衣で楽しい花火大会!……のハズが

「古着屋さんには、浴衣が2000円台から売っていました。私が選んだのはオレンジ色のちょっとレトロな花柄の浴衣。帯は別売りでしたが、すべて1000円以下で浴衣と合わせてもたったの3000円! 着付けに行くお金もないので雑誌を見ながら自分で練習しました」  いよいよ花火大会デートの当日。沙知さんは髪の毛も自分でセットして、彼氏と待ち合わせます。 「彼は私の浴衣姿を見るなり『カワイイね』と言ってくれてすごく嬉しかったです。屋台で食べ物を買って、開始ギリギリで座れる場所を見つけて、花火大会が始まりました。勢いよく上がる花火を見て『キレイだねー』と言う彼にドキドキ。幸せだなーなんて思いながら花火を眺めていました」  彼氏との花火大会を満喫していた沙知さんですが、しばらく花火を見ていると、遠くのほうにあった大きな雲がどんどん大きくなってきました。急に雲行きが怪しくなり、そしてついに豪雨まで! 突然の大雨に、会場は大パニック突然の豪雨「雨はそのまま止むことはなく、しばらくすると花火大会中止のアナウンスが流れてきました。私はというと雨で髪はグチャグチャ、自分で着付けした浴衣は見るも無残なほどに着崩れしてしまいました。  人が集中した駅には入場規制がかかり長蛇の列、タクシーも交通整理のためつかまらない。泣きそうになっている私に『浴衣が乾くまでどこかに入ろう』と彼が提案し、急きょ近くのビジネスホテルに入ることになったんです」
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ホテルでまさかの事件が!
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