ハリウッドの人気俳優ジョージ・クルーニー（57）が、フォーブス誌が発表した2018年度世界で最も稼いだ俳優に輝いた。 　妻アマルとの間に双子を持つジョージは、2017年6月から今年6月までの期間に額面で2億3900万ドル（約270億円）を稼いで、並み居るハリウッドスターを抑えて1位に輝いた。 　ジョージの収入の多くは、2013年にランディ・ガーバーやマイク・メルドマンと共に創立したカーサミゴス・テキーラ社を酒蔵メーカーのディアジオに最大10億ドル（約110億円）で売却したことによる。その他にも、ジョージには広告収入や過去の作品から収入が含まれている。 　ジョージは売却について以前、「4年前に僕らが10億ドルの価値がある会社を持っているかと聞かれたら、イエスとは答えていなかったと思う。今回のことはディアジオの僕らの会社に対する信頼と、僕らのディアジオに対する信頼の表れさ」と話していた。 　2位には、ディズニーランドの人気アトラクション「ジャングル・クルーズ」を映画化した『ジュマンジ／ウェルカム・トゥ・ジャングル』に主演兼製作で携わったことが功を奏して、1億2400万ドル（約140億円）を稼いだドウェイン・ジョンソンが続いた。フォーブス誌の分析によると、ドウェインのSNSのフォロワー数が同作の宣伝に大きく貢献したようで、そのおかげで前年の2倍相当収入に繋がったという。

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“ザ・ロック”のリングネームで親しまれる元プロレスラーのドウェインは、SNSの影響力についてこう語っている。 「ソーシャルメディアは、僕にとって映画における最高のマーケティングツールになっている。世界中の観客に僕が発信することに価値があるソーシャルメディアの資産価値を築き上げたんだ」 　3位には、映画「アベンジャーズ」でおなじみの俳優で、8100万ドル（約90億円）を稼いだロバート・ダウニー・Jrが入り、同じく「アベンジャーズ」に出演しているクリス・ヘムズワースが6450万ドル（約71億円）で4位にランクインした。 　ちなみに先日発表された「2018年度に世界で最も稼いだ女優」では、約45億円を稼いだとされるスカーレット・ヨハンソンが選ばれている。

Together, the world's 10 highest-paid actors made $748.5M in the last yearhttps://t.co/vTcbTEbtc8 pic.twitter.com/Dy6GFIlIrJ

— Forbes (@Forbes) 2018年8月22日

2018年度フォーブス誌が選ぶ収入別俳優ランキング： 1位　ジョージ・クルーニー 2位　ドウェイン・ジョンソン 3位　ロバート・ダウニー・Jr 4位　クリス・ヘムズワース 5位　ジャッキー・チェン 6位　ウィル・スミス 7位　アクシャイ・クマール 8位　アダム・サンドラー 9位　サルマン・カーン 10位　クリス・エヴァンス ＜文／BANG SHOWBIZ、女子SPA！編集部＞