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57歳テレビ監督の公開プロポーズ。エミー賞の受賞スピーチ中にひざまずき…

 優れた番組やドラマを表彰するアメリカのテレビの祭典エミー賞。17日に行われた授賞式で、感動的な人間ドラマが繰り広げられ、話題を呼んでいる。なんと、バラエティスペシャル部門の監督賞を受賞したグレン・ワイス(57)が壇上でプロポーズをしたのだ。  昨年のアカデミー賞授賞式の特別番組を評価されたワイスは、受賞スピーチ中に恋人であるジャン・スヴェンセンさんに結婚を申し込み、会場となったロサンゼルスのマイクロソフト・シアターの観客を湧かせた。  ワイスはスピーチの中で、数週間前に亡くなったという母親に触れ、こう語りかけた。 「うちの母は物事の中に太陽を見つけることが大事だといつも言っていて、僕の恋人ジャンのことをすごく気に入っていた」 「ジャン、君は僕の人生の太陽だ。そして母は正しかった。自分の太陽を手放しちゃ絶対ダメだ。僕がなぜ君のことを恋人と呼びたがらないのか疑問に思っていたよね? それは君のことを妻と呼びたいからなんだ」  観客席のジャンさんが立ち上がり、ステージに向かう際には、会場からはスタンディングオベーションが巻き起こった。  そしてジャンさんがステージに上がると、ワイスは片膝をつき、指輪を取り出してプロポーズ。 「ジャン、母が付けていた指輪を君の指にはめたいんだ。みんなの前で、そして空から見守ってくれている母と君のご両親の前でね。結婚してくれますか?」  その瞬間を見守っていた聴衆たち。ジャンさんが「イエス」と答えると、会場は拍手と感動に包まれた。  ドラマシリーズ部門で主演女優賞に輝いたクレア・フォイらが涙ながらに見守っていたその場面について、女優のレスリー・ジョーンズは後にツイッターで「史上最高のスピーチ」と絶賛した。  エミー賞70年の歴史において、授賞式で受賞者が公開プロポ―スを行うのは、初めての出来事だという。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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