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前田敦子のデキ婚、もはやフツー?デキ婚で後悔した人、うまくいった人

「好きでもない人とのデキ婚は考えたほうがいい」

 デキ婚も、今は「授かり婚」などと呼ばれている。好きな人とつきあっていて、妊娠をきっかけに結婚したからといって、その後の夫婦関係に悪影響があるわけでもない。 「ただし」と、自らデキ婚のあげく離婚した経験のあるジュンコさん(37歳)が声を上げる。 子ども好きでもない人とのデキ婚は考えたほうがいいかもしれません。私自身がそうだったんです。25歳のとき、恋人にフラれた腹いせに好きでもない人と関係をもって妊娠してしまった。彼は悪い人ではなかったけど、どうしても好きにはなれなかった。それでも子どものためにと結婚したんです。  子どもが産まれて、家庭ってこういうものかと思いながらがんばってみたけど、10年後、離婚しました。私が彼に愛情をもてずにいたことを、彼はわかっていました。子どもはかわいいし、あのときの決断を後悔はしないけど、本当にこれでよかったのかとときどき考えることはあります」  お互いにせつない結婚生活だった。だが、それを機に今はシングルマザーとしてがんばっているのだから、それもまた必ずしも悪い結果とも言えない。人生はトータルで考えなければ、よかったかどうかわからない。そしてどんな状況であれ、未来を変えていくことはできるのだから。 <文/亀山早苗> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【亀山早苗】 フリーライター。男女関係、特に不倫について20年以上取材を続け、『不倫の恋で苦しむ男たち』『夫の不倫で苦しむ妻たち』『人はなぜ不倫をするのか』『復讐手帖─愛が狂気に変わるとき─』など著書多数。
亀山早苗
フリーライター。著書に『くまモン力ー人を惹きつける愛と魅力の秘密』がある。男女関係、特に不倫について20年以上取材を続け、『不倫の恋で苦しむ男たち』『夫の不倫で苦しむ妻たち』『人はなぜ不倫をするのか』『復讐手帖─愛が狂気に変わるとき─』など著書多数。Twitter:@viofatalevio
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