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夏ドラマのベスト俳優3。佐藤健「ぎぼむす」でダメ男ぶりが冴えまくり

 今年の夏ドラマは、子役の活躍が目につきました。どの子この子も驚くほど上手い! 彼らがしゃくりあげながら流す本気の涙に、こちらもずいぶん涙を搾り取られました。怖ろしい子たち…! 彼らの成長が楽しみです。

 ということで、今期も素敵な演技を見せてくれた俳優を、ドラマウォッチャー・林らいみが今回も独断と偏見で選出。勝手に表彰しちゃいます。

名演賞 佐藤健『義母と娘のブルース』ダメ男ぶりが冴えまくり



 いやあ、見事に三枚目でした!『義母と娘のブルース』(TBSテレビ系列)でダメ男を演じた佐藤健。その役どころの通り、イケメンなのになんかカッコ悪い。

 締まりのない表情、全身から力が抜けているような立ち姿。ちょっと頑張っている時に作る少々うさんくさい眉間のシワがさらに残念ぶりを醸(かも)し出します。


 極めつけは、綾瀬はるか演じる主人公・亜希子に告白するシーン。必死に亜希子への愛を語っているけれど、「俺に一生お世話させてください!」と右手を突き出した姿はやっぱりどこかダサい。NHK連続テレビ小説『半分、青い。』の律だったら、ちゃんとキメてただろうに。

 ちなみに、パン屋で働く知人に聞いたところ、焼き上がった食パンを型から外すあの手つきは本物だったとか。徹底した役作りで挑んだ佐藤健のダメ男ぶりに拍手!

名演賞 井浦新『健康で文化的な最低限度の生活』優しさの中に重みを感じる人物を好演



『健康で文化的な最低限度の生活』(関西テレビ放送)で主人公・えみるの指導係を演じた井浦新。こんな人が指導係だったら、そりゃあしょっちゅう相談したい。背中にさした孫の手がよく似合う気のいいおじさんぶりは、観ていて心地良かったです。

 なんと言っても目が優しい。おかげで、どうしても『アンナチュラル』(TBS系列)のクールな中堂先生を思い出せなくなってしまいました。


 握り箸で納豆を混ぜる姿や、イケメンと言われて喜ぶ姿がどんなに無邪気でも、先輩ケースワーカーとしての風格や重みもちゃんと感じさせます。おっとりとしつつどっしりとした絶妙なさじ加減の演技がすごく良かったです。

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山崎賢人に目がクギ付け!

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