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世界No1モデルが衝撃告白「自殺しようとした。部屋でパニックになって…」

 世界一稼ぎ、「世界で最も美しい女性」と評され、夫はトップアスリート。はたからみれば、これ以上ない「勝ち組」人生を歩んできたブラジル出身のスーパーモデルジゼル・ブンチェン(38)。しかしそんなジゼルが今回、パニック障害に苦しんだ末、自殺したいとまで思い詰めたことがあると衝撃の告白をした。  ジゼルは2003年に揺れのひどい小型飛行機に乗って以来、閉所恐怖症を発症したという。さらに自分の「無力さ」に苛まれるようになったジゼルは、自宅の部屋でパニック状態になった際、自殺に思い至ったと告白している。
ジゼル・ブンチェン

ジゼル・ブンチェン

 米ピープル誌のインタビューに対してジゼルはこう話している。 「私は仕事で成功を収めてきました。家族との関係も良好ですし、とても前向きな人間だという自負がありました。だからこそ自分で自分をひどく責めたのです。『なんでそんな風に考えるの?』と。自分はマイナスな感情を持つべきではないと思っていました」 「自分の無力さも感じていました。自分の世界はどんどん小さくなっていく、息もできない。それは最悪の心境です」 「実際に、『もし屋根から飛び降りれば全部終わる。世界が迫ってくるこの恐怖にもう怯えなくてよくなる』とまで考えていました」  その後ジゼルは専門医の診断を受け抗不安剤のザナックスを処方されたものの、薬に頼る治療は選びたくなかったと明かした。 「何かに依存状態になるということは、私にとって(パニック障害などよりも)気持ちの悪いことでした。『もし(薬が)ないとどうなるの? 何が起こるの? 死ぬの?』と思ったのです。当時の私が分かっていたのは、自分には助けが必要ということだけでした」
 NFL(アメリカンフットボール)のスター選手である夫トム・ブレイディとの間に、2人の子どもを持つ母親でもあるジゼル。薬剤治療ではなく、生活や食習慣の大幅な改善による治癒を選び、砂糖摂取を止め、ヨガや瞑想を始めたのだと言う。 「以前は毎日タバコを吸い、ワインを1本空け、さらにモカフラペチーノを3杯も飲んでいましたが、それをある日を境に一切やめました」 「もしこの習慣のせいで今、生きる苦痛を味わっているなら、もうやめる時だと思ったのです」  さらに、自分探しの中で「孤独」を感じた時、当時の恋人レオナルド・ディカプリオとの別れを決めたそうだが、その決意に後悔はないようだ。 「自分の人生で知り合った人はみな教師です。自分の人生に関わってきた人たちが、自分とは何者かを教えてくれるのです」 「そして彼(ディカプリオ)もそうでした。善と悪を天秤にかけてどうなるのでしょう? 私は彼らしさを尊敬しています」

10年以上も「世界で最も稼ぐモデル」1位に君臨

 アメリカの経済誌「フォーブス」が発表するモデル長者番付で、2000年初頭~2016年まで首位に君臨し続けたジゼル。並居るモデルの中でも、世界No1のスーパーモデルだ。  パニック障害にさいなまれ、自殺の衝動に駆られるくらいに追い込まれていても、トップモデルとして活躍し続けたジゼル。すさまじいプロ意識を感じさせるが、ここに至るまでは決して順風満帆ではなかったようだ。  移籍問題で所属していたモデル事務所とトラブルになったり、ふとした発言が論争となることもしばしば。特に、ギャラをドル建てではなく、当時高騰していたユーロ建てで支払うようジゼル側が求めたことが報道されると、アメリカ(ドル)の地位低下を象徴する出来事として波紋を呼んだ。  また、夫トムのチームが敗戦した際には、「試合に負けたのはチームメートがちゃんとボールを取らないから!」と同じチームの選手を批判しまくるジゼルの姿がカメラに撮られてしまったことも。  ここまで色々とやり玉に挙げられるというのは、それだけ売れっ子モデルとして注目されていることの裏返しかもしれないが…。  2015年にはランウェイを引退したが、それでも「世界で最も稼ぐ」モデルの2位をキープしているジゼル。これからもその美しさで私たちを魅了してくれるに違いない。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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