ママたちのハロウィン事件簿。燃えたカボチャ、お受験スパイ…etc.
「『子供にピザはNG』と言われて、予約していた料理はキャンセル。各家庭で手作りの料理を持ち寄ることになりました。子供の好き嫌いとアレルギー食材を事前にLINEで送ることになり、それにあわせて購入するお菓子を検討、みんなで分担して買いに行きました」
一方的に指示が下されるものの、お願いした以上は文句も言えず、従うことになったという江美さん。当日も分刻みでパーティーの進行プログラムが用意されていたそうです。
「一人のママが『Mさんも大変だし、もっと適当でいいよ』と言ったのですが、『そういう適当さがママ友同士のトラブル・子供のいじめの原因になる』と言われました。一触即発でトラブルになる人たちと、なぜ私はハロウィンパーティーをしようとしているのだろう、という疑問がわきましたね(笑)」
最後に紹介するのは、ハロウィンを楽しみすぎて、本物の事件になってしまったという
「イベントごとが好きなノリのいいママ達で集まって、ハロウィンパーティーをしました。みんな仲良しだったので大盛り上がり。かぼちゃをくりぬいて、ランタンを作ったり、飾り付けをしたんです。ただ、楽しみすぎましたね……」圭子さん(32歳)の体験です。
なんとパーティーの途中、圭子さんの作ったランタンに灯した火が、ハロウィンの衣装に燃え移ってしまったといいます。
「運良く、近くにあった飲み物ですぐに火は消せたんですけど、子供もいたのでぞっとしました。イベントで火をつかうときは注意しなくては、と思いましたね」
圭子さんは、今年は仮装と食事だけでパーティーを楽しむそうです。
ママたちに取材をすると、ハロウィンイベントを楽しむグループがいる一方で、「パーティーはしない」「やるとしても、家族だけでこじんまりと」「本当に仲のいいママ友数人とするだけ」という声がとても多かったです。準備も面倒だし、本当に気心の知れる人・家族と楽しみたいというのが本音かもしれませんね。
<文/瀧戸詠未>
事件3:ママたちがはりきりすぎて、ボヤ騒動
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