『獣になれない私たち』の新垣結衣にイラつく人が続出のワケ
「獣になれない=本音で生きられない」のはなぜ?
それよりも、やっぱりイラつくのは、恋愛のことです。 晶は親の介護をしているわけでもなく、自身が病気を患っているわけでもなく、病弱な子を育てているわけでもなく、自分の意思で自由に行動できるはずです。恋愛はあくまで自分が選んだものなのに、なぜこんなに迷宮に入って悩み続けるのか?と思ってしまいます。 それは「獣になれる=本音を言える・本能で生きられる」側の言い分なのでしょうか。 しかも、獣になれない人たちは「バカ(獣)になれたらいいのにね…」と言います。 これは、「獣になれない=本音を言えない人たち」の「優しさ」や「責任感」のように見えて、実は強い強い「自己愛」が透けて見えるような気がします。 はたから見れば、晶のように4年も同じ恋愛の悩みで堂々巡りしたり、感情を殺してブラック労働に耐え続けるほうが、よっぽど「バカになる」ことだと思うのですが…。今日も絶賛撮影中#獣になれない私たち #けもなれ #新垣結衣 #深海晶#特別チーフクリエイターは大忙し pic.twitter.com/ngnMOKXuA6
— 【公式】獣になれない私たち (@kemonare_ntv) 2018年11月2日
自己肯定感が低いのに自己愛は強い人、周りにけっこういるかも
田幸和歌子
ライター。特にドラマに詳しく、著書に『大切なことはみんな朝ドラが教えてくれた』『Hey!Say!JUMP 9つのトビラが開くとき』など。Twitter:@takowakatendon
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