18万いいね!の脱走猫ちゃん「今は廃線の猫駅長見習いです」
保護猫だった茶色さんが家族の一員に
――茶色さんは奥さんのミケさんと子猫3匹の一家で山の温泉前に捨てられているのを、鈴木さんが保護されたのが出会いとのこと。子猫たちは里親がぶじ見つかったものの、大人猫はなかなか見つからず、2匹を連れて帰ったそうです。
ともに痩せ細っていて、とくに衰弱していたミケさんは病院通いのかいなく肺炎で亡くなってしまったのだそう…。
そんな茶色さんが家族の一員になったことで、よかったことや変化などおありでしたら教えていただけますでしょうか。
「最初の1年ほどはただ食べて寝るだけで、外を見ては『なーなー』と鳴くばかり、自分から人と関わろうとはしなかったので、この猫を飼い続けることができるんだろうか? ととても不安でしたが、いつの間にか一緒に寝てくれるまでになりました。
成猫で保護したので、いったいどんな子猫だったのだろう? 名前はなんだったのだろう? そんなことをよく考えます。もとのおうちに帰りたいんじゃないかな? なども。
今まで保護した猫を何匹も飼ってきましたが、茶色さんは本当に存在感のある猫で、茶色さん中心に我が家はまわってるんじゃないかな? と思うような安心感というかどっしり感があります。反面、ドジなので滑ってジャンプを失敗してごまかしたりするので笑いが絶えない日々を送っています」
――そんな茶色さんも、鈴木さんからの愛情と栄養をあたえられ、今ではグラマラスなビッグボディもチャームポイントに。体重はいつもどれくらいをキープされてるのでしょうか?
「久しぶりに体重を測ってみたところ、8kgでした!
夏に測った時には7.4kgまで落ちていたのですが、また増えていました。
ちゅ~る食べ過ぎかもしれません」

人気の茶色さん、次は駅長猫に?
――茶色さん一家とは廃線・小坂鉄道の大館小阪鉄道レールパークにある温泉近くで出会われたとのことですが、もし、他にも小坂鉄道と茶色さんとの関わりなどありましたら教えていただけますでしょうか。
「茶色さんと出会う前から小坂鉄道が好きでボランティアなどを行っていましたが、猫といえば駅長? という単純な発想から茶色さんに駅長帽子を作ってかぶせたら意外に似合っていたので、たまに『見習い駅長』としてTwitterに登場しています。
子ども駅長は『茶色さんは出発の合図もタブレット授受もできないんだから駅長の座は譲らない』と強気の発言をしていますが、Twitterでのいいね!数で負けて、いつも本気でライバル心を燃やしています(笑) 茶色さんは車移動が苦手なので、ほとんど駅には行けず、たまに車で10分ほどの大館駅前の映画館『御成座』で開催する『小坂鉄道ナイト』という小坂鉄道の古い映像を上映するイベントに出没する程度で、まだまだ猫駅長への道は遠いようです。 そういえば、最初に12ヶ月カレンダーを作るきっかけの一つに、茶色さんと同じ小坂鉄道で保護された子猫たちを助けてくれた横浜市関内の猫カフェmfmfさんへ少しでも恩返ししたい! 売り上げの一部を募金したい! 考えて販売したという理由もあります。 でもやっぱり自分が欲しかったというのが一番ですが(笑)」
人気の茶色さん、秋田・大館のアイドル猫になる日も近いのでしょうか? 今後も愛らしい姿を見せてくれると期待しております。 <文/女子SPA!編集部> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】風がないから外で遊びますよ
— 鈴木@しげない工房 カレンダー販売中 (@dankosuzu) 2017年12月27日
只今氷点下3.5℃… pic.twitter.com/0a7yuATcjl
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