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切迫早産で寝込んでいたら、夫がうつ病に…夫婦で同時に見た「どん底」

 しかし、悪夢には続きが。洗濯物を消毒しなかったせいか久保さんも胃腸炎に感染し、ひどい吐き気と下痢で育児も家事もままならないなか脱水症状で泡を吹いて倒れてしまったのです。 入院「意識が薄れる前に妹に電話をし、かけつけた妹がタクシーで救急病院に連れて行ってくれ事なきを得ました。この件で妹に『もっと頼れ』と怒られ、妹に時間が空けば来てもらうようになり、区のサポート制度もフル活用するようになりました」  それからは、サポートと育児への慣れで徐々にしんどさは軽減。生後6か月で息子さんを保育園に預け復職してからは、心身ともにかなりラクになったとか。 「絶対的に、育児は一人では無理。『母乳のために栄養あるご飯を』とか『〇歳までは手元で育てたい』とかって、サポートがあって余裕がある状態だからこそ言えることだと思いますよ。最近やっと、そういう気持ちが芽生えてきましたから(笑)」  ちなみに問題の旦那さんはもうすぐ帰京し、心療内科に通いつつ復職のための面談を始めていくことになったとか。夫婦ともにどん底から這い上がることができ、よかったですね! ―私の人生の「ドン底」 vol.3― <文/鈴木うみこ イラスト/真船佳奈>
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