
『jam』より
――同期のおふたりですが、普段はどんな関係なんですか?
鈴木:ここ数年は引っ越しちゃったので、そこまで会えませんけど、最初の3年くらいはすぐ近所に住んでいて、週5、6日くらい会ってました。特に僕が町田くんの家に入り浸って。
町田くんより町田くんの家にいたんじゃないかな。
町田:それは言いすぎでしょ。でも本当によく会ってたよね。
鈴木:俺の人への手料理を初めて食べたのも町田くんです。
町田:豚の生姜焼きね。帰り道に着信があって、「帰りだけど」って言ったら、
「じゃあ、ちょっと寄って飯食って行ってください」って。鍋をやってるとか、現場で何かもらったものでもあるのかなと思って行ったら、
「じゃあ、座ってください」って生姜焼きを作り始めて。
鈴木:タッパに3枚くらい入っていた豚バラのうちの1枚だけ焼いて、たれをかけて、あとはご飯だけ。
町田:それだけ。
――え!? まあ、確かに豚の生姜焼きではありますね。
鈴木:そう(笑)。食べて行ってくださいよって、それだけ(笑)。
町田:おいしかったですけどね(笑)。ありがたくいただいてすぐに帰りました。でも今の家にはお互いに行ってないね。絶対領域を守ってますよ。