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ゴールデングローブ賞候補「万引き家族」「未来のミライ」アメリカでの評判は?

アメリカ人に感想をきいてみると「いい意味でちょっと変な映画」

 筆者の住む地域では一晩限りの特別上映で終わってしまったのですが、運良く鑑賞することが出来た20代のアメリカ人男女に感想を聞いてみました。  すると、「いい意味でちょっと変な映画。面白かったよ。キャラクターがリアルに描けていたと思う」と評価。 「アメリカのアニメは“キャラクター紹介があって、事件が起こり、解決する”お決まりパターンが多いけど、日本のアニメは必ずしもこういう展開になると決まってないのが魅力」と、特に日米のストーリーテリングの違いに関心を示していました。
 もちろんツイッターでも絶賛の嵐。 「またしても泣かされてしまった」 「間違いなく最高傑作!家族のあり方を実に独創的なやり方で描いている」 「息子と甥っ子たちを連れて観に行ってきた。みんな大感動で劇場を後にしたよ」 「観る者を笑顔にしてくれる素晴らしい作品。少年の想像力が胸に響いた」 「(ゴールデングローブ賞同部門候補の)『シュガー・ラッシュ:オンライン』は余裕で超えたね。受賞最有力候補」
 外国語映画賞と違い、長編アニメーション部門には事前に最終候補を選ぶという伝統はありませんが、多くの批評家やファンが『未来のミライ』のアカデミー賞ノミネートを確信しているよう。  前述のとおり、ゴールデングローブ賞の発表は現地時間の1月6日夜。アカデミー賞のノミネート作品発表は1月22日、授賞式は2月24日です。 「Los Angeles Times」https://www.latimes.com/entertainment/movies/la-ca-mn-best-movies-chang-top-20-20181212-story.html 「Variety」 https://variety.com/2018/film/opinion/top-10-best-films-movies-variety-peter-debruge-1203083926/ 「The Hollywood Reporter」https://www.hollywoodreporter.com/lists/hollywood-reporter-critic-picks-best-performances-2018-1169644/item/chante-adams-roxanne-roxanne-thr-film-critics-pick-best-performances-2018-1169647 「Rolling Stone」https://www.rollingstone.com/movies/movie-reviews/mirai-movie-review-760293/ <文/アメリカ在住・橘エコ> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
橘エコ
アメリカ在住のアラフォー。 出版社勤務を経て、2004年に渡米。ゴシップ情報やアメリカ現地の様子を定点観測してはその実情を発信中。
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