“女性が美しくなる12の方法”が女性蔑視だと大炎上「ピンクを身につける」「やせている」etc.
ある男性がツイッター上で公開した「女性が美しくなるための12の方法」にネットが炎上している。
「やせていること」「ピンクを身に着けること」「男性の意見を聞くこと」などが列挙された12の方法をめぐり、ネットでは様々な議論が飛び交っている。
波紋を呼んだこの“方法”を高らかに発表したのは、作家でモチベーションスピーカーのアレクサンダー・J・A・コルテス氏。人生のさまざまなことについて人々にコーチングするモチベーションスピーカーとしても知られるコルテス氏は先週、美しい女性に必要不可欠なルールをツイッターで公開。そのうえでコルテス氏は、こうコメントしている。
「このリストをためしに女性に見せてみるといい。このリストを見て怒るようであれば、その女性は性悪女。一緒に子供など持ちたくない相手で、ひどい母親になると分かる。男性諸君、目を見開いておくように」
では、コルテス氏が掲げる「女性が美しくなるための12の方法」を見てみよう。
― やせていること
― 料理が出来ること
― ロングヘアであること
― メイクをすること
― 女性らしいこと
― 上品であること
― セクシーであること
― 除毛すること(言うまでもないが)
― おしゃれであること
― ピンクなど女性らしい色を身に着けること
― 男性を愛すること
― 男性の言うことを聞くこと
これがネットで拡散されるとすぐさま「女性蔑視だ!」「ばかばかしい!」といった批判が殺到。
「まさか…冗談だよね?! あなたシングルでは?」
「いったい何世紀に生きてるの?」
また、ある女性からは「男性とデートするときは、これを反面教師にします」といった意見も。
こういった批判意見に対し、コルテス氏と思われる人物は「このリスト通りにしておけば、マッチョな男性にもモテるようになるのに。美しくあるための方法が知りたかったらご連絡ください」と反論しているようだ。
最近では、「必要以上にやせていることを良しとするダイエット文化」に警鐘を鳴らしたり、「女性はこうあるべし」といったステレオタイプを打破すべく立ち上がる女性セレブ達が増えている。そんな風潮の中、「女性が美しくなるための12の方法」を見て納得する人はさすがに少ないだろう。
この件を取り上げたイギリスのタブロイド紙「The Mirror」は、「コルテス氏が真面目に言っているのか、それともジョークなのか、結局よくわからなかった。どちらにしても人々の怒りを買った」と伝えている。
実際、筆者の友人にも男性から「女性はピンクを着ているほうがいい」と言われた女性がいる。「私は黒が好きなもので…」と伝えると真顔で説教をされ、女性は女性らしくということを延々と述べられたそうだ。そういった考えの男性が意外と身近にいることを考えると、コルテス氏は「大真面目」に12の方法を提唱したのではないかという気がしてならない。
<文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
HOW TO BEAUTIFUL
— Alexander J.A Cortes (@AJA_Cortes) 2019年2月27日
The 12 Points of Beauty and Power https://t.co/zNvAjrqfeC pic.twitter.com/RMaVEgPhCU