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『まんぷく』の濃いキャラ、塩軍団、壇蜜、岡崎体育…最終回前に再登場はあるか?

木ノ内秀子(壇蜜)

 秀子は、ヒロイン・福子(安藤サクラ)の義理の兄で画家・香田忠彦(要潤)の絵画モデルだった女性です。真っ赤なドレス姿で忠彦に、「既成概念をぶっ壊すのよ!」といって音楽に合わせてマンボを踊り出すという展開に、視聴者たちは度肝を抜かれ、ネットも騒然となりました。  しかし、そのことにより忠彦の画風が変わり、まんぷくラーメンのパッケージのデザイン制作につながるという、意外と重要な役割を担ったキャラクターでした。  先週放送された第143回でも、忠彦が自分に影響を与えた人として秀子の名前をあげて妻・克子(松下奈緒)がヤキモキするシーンがあり、視聴者だけでなく登場人物たちにとってもインパクトのある人物だったのかもしれません。
NHK連続テレビ小説 まんぷく 下

NHK連続テレビ小説 まんぷく 下

塩軍団

 萬平が戦後、泉大津で始めた製塩事業。そこで働いていた若者たちが塩軍団です。ラーメン開発が始まってから、岡(中尾明慶)、森本(毎熊克哉)がまんぷく食品の社員として再登場しましたが、彼ら以外の『塩メン』たちにも再登場を望む声が多数あります。
 なかでも、ほっかむりで鈴さんにこき使われていた赤津(永沼伊久也)は、あるサイトの塩軍団人気投票で一位になるなどファンも多く、その後の動向が知りたいという声も多数見受けられます。他にもメガネが印象的な小松原(前原滉)や、ハンチングとジャケットが可愛い増田(辻岡甚助)など、それぞれにアイドル的な人気があったのが今となっては懐かしいですね。 ※ ※ ※  他、クーデターの疑いで萬平たちを逮捕した『MONKEY MAJIK』のメイナード・プラントとブレイズ・プラント演じる進駐軍の兵士や、萬平が脱税の罪で刑務所に入っていた時に獄中で出会った人相見・剛田一隆(イッセー尾形)、弁護士の東(菅田将暉)、忠彦の絵のモデル・花村保奈美(さとうほなみ)など、数多くの印象的な登場人物が物語を彩りました。  ちなみに、さとうほなみさんは、何かと話題のバンド『ゲスの極み乙女。』のドラマー・ほないこかの女優名です。
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スーパーストレートセンキュウ

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『ひよっこ』では終盤、登場人物ほとんどのその後が幸せに描かれ誰もが満足する爽やかなラストを彩り、前作『半分、青い。』では、ヒロイン・鈴愛(永野芽郁)の初恋?の相手・こばやん(森優作)が最終回にまさかの再登場を果たし、終盤の一番のサプライズと言って過言ではないほど、ファンに衝撃を与えたのは記憶に新しいところです。 『まんぷく』を楽しませてくれた気になるキャラが今後『再登場する』のか『しない』のか、『するとしたら誰が出るのか』――予想するのも最終週の一つの楽しみかもしれませんね。 <文/小政りょう> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
小政りょう
映画・テレビの制作会社等に出入りもするライター。趣味は陸上競技観戦
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