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ナプキンはいらない?経血を吸収する生理ショーツを試してみた

3日目以降はエヴァウェアのみでOK! ただ気になったことも…

 3日目、徐々に量が減ってきた段階で、エヴァウェアのみ着用するようにしました。  履き心地抜群で、ナプキンやタンポンを持ち歩いたり、こまめに替えたりする必要もないので、使い勝手はとても良いと思いました。  ただ、ショーツに経血が付着してもそのまま…という状態。人によっては気になるかも? と思いました。  ナプキンやタンポンなら、いつでも新しいものに替えることができます。一方、エヴァウェアの場合は、経血がついた状態のまま履き続けることになります。  だからといって、ムレやかゆみ、ニオイなどが気になることはありません。ただ、これといって不快感がなくても、経血がついたままのショーツを長時間履き続けるのは、なんとなく気になる…という人もいるのではないかと思います。  使用後はすぐに水洗いして干すだけ。経血を洗い流した後は洗濯機の使用も可能なので、特にめんどうなことはありません。ただ、柔軟剤は使用できないようです。

ショーツが吸収してくれる仕組み

 確かに、サニタリーショーツそのものが経血を吸収するというのは画期的ですね。それにしても、どうしてそれだけ大量の経血を吸収できるのでしょうか?
「Eva Wear(エヴァウェア)」

(画像:公式サイトより)

 その秘密は、エヴァウェアの特殊な4層構造にあるようです。1.吸湿発散性素材、2、吸収性素材、3、防水性素材、4、通気性素材の4層からできているので、吸い取った経血をショーツの中に閉じ込めた上で、サラサラにしてくれるんですね。

エヴァウェアは結局、買いなのか?

 エヴァウェアを実際に試しみて、そのクオリティの高さや使い勝手の良さに満足していますし、個人的には購入して良かったと思います。  ただ、エヴァウェアは価格が5千円以上で、一般的なサニタリーショーツに比べるとやや割高です。  経血の量があまり多くない、モレることはめったにない、なんだかんだ生理用ナプキンが使いやすい、ショーツにそこまでの履き心地を求めない…など、生理事情は人それぞれ。もしかすると、超吸収型のエヴァウェアにあまりメリットを感じない人もいるかもしれません。  一方で、仕事や育児などで生理中もトイレにひんぱんに行くことができない人にとっては、心強い味方になると思います。  また、お客として人の家にお呼ばれして、ナプキンを捨てるのに少し気が引けることや、または、6月にはG20大阪サミットの警備強化の影響で駅の女性トイレからサニタリーボックスが撤去されたこともありましたし、今後も“ナプキンを捨てられない!”という困った状況に陥る可能性もありますしね。
「Eva Wear(エヴァウェア)」

(画像:公式サイトより)

 エヴァウェアは「ビキニ」「ヒップスター」「ボーイショーツ」「ブリーフ」と4つのスタイルから選べるようになっています。スタイルによって経血の吸収量も変わってくるので、自分の好みのタイプを選ぶことができます。  筆者は、タンポン約2本分の経血を吸収する「ブリーフ」を選択。もし、コンパクトなタイプがよければ、吸収量は少なくなりますが、ビキニやヒップスターを選ぶこともできます。  自分の体質やライフスタイル、そして自分が生理用品に何を求めるか。まずはそこをしっかり見極めた上で、購入したほうが良さそうですね。 <文&写真/女子SPA!編集部> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
女子SPA!編集部
大人女性のホンネに向き合う!をモットーに日々奮闘しています。メンバーはコチラ。X:@joshispa、Instagram:@joshispa
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