ウサギと卵で可愛く祝うイースター、限定コスメなどギフト商戦も加熱
最近よく耳にするようになった「イースター」。ディズニーランドやUSJなどのテーマパークでもパレードが行われるようになり、徐々にではありますが日本でも浸透してきているようです。
キリストの復活を祝うイースターは、「春分の日」が終わって最初の満月の次の日曜日に祝われるため、3月だったり4月だったりその年によって日付はまちまち。今年は来る4月21日です。
『タイム TIME』によれば、イースターエッグはキリストの命の誕生や復活の象徴。13世紀ごろから信者がカラを赤く塗った卵を教会に奉納するようになり、20世紀には教会ではなく子どもたちにあげる風習が始まったとか。
また、卵を運ぶ使者としてウサギ(イースターバニー)が選ばれた理由には、「ウサギが子沢山であることから」「イースターの語源となった子宝の女神イーアースターがウサギの姿をしていたから」など諸説あるそうです。
本物ではなく卵型のプラスチック容器を使って、その中にチョコやキャンディなどギフトを入れるのが主流の商業的なイベントに進化していきているイースター。
子どもを持つ友人いわく、今年は巨大なイースターエッグが流行っているといいます。
「子どもがある程度成長したらプラスチックの卵の中には、お菓子でもおもちゃでもなく小銭やギフト券を入れる家庭が多いの。可愛げがないけど、小さな容器の中に入れられる物はたかが知れているから。
もっとたくさんのギフトや大きなおもちゃが入れられるように巨大なイースターエッグが流行しているんじゃないかな」
イースターといえば、カラをきれいに色付けした卵を木の影などに隠して子どもたちが探すゲーム「エッグハント」やイメージキャラのように扱われる「イースターバニー」が有名ですが、でもそもそもなぜ卵とウサギなのでしょうか?
キリストの復活祭をなぜ卵とウサギで祝うのか?

加熱するイースター商戦、今やアメリカでは第2のクリスマス
最近では、ウサギをかたどったチョコレートやぬいぐるみだけでなく、ギフト券や現金を入れるためのグリーティングカードまで登場し、子どもに人気のおもちゃやキャラクターグッズなどはイースター前に大々的なセールが行われるようになりました。 アメリカでは今やイースターは宗教的なお祭りというより「卵型のケースに入ったプレゼントをもらう日」に変化。「第2のクリスマス」と呼ぶ人もいるようです。
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