「自立するポーチ・L」/無印良品(※容器は含まれません)
次にご紹介したいのは、洗面用具や化粧品類のパッキング。それぞれはかさばるほどの大きさではないですが、ポーチがパンパンに膨らんでファスナーを壊してしまうことも珍しくありません。そこでおすすめなのが、
無印良品の『
自立するポーチ・L』
(750円)です。底部分が平らなため、洗面所の台の上などにも容器を入れたまま立てて置くことができます。
ちなみに愛用のシャンプーやコンディショナー、化粧水などを小さな容器に詰め替えて持っていく際は、
同じサイズの容器で揃えると収まりがよくスペースを無駄にしません。このほか試供品などを持っている方は、それをそのまま旅行用に利用するのもいいでしょう。
「クリームケース 2連」/無印良品
また、ファンデーションや下地を入れる容器には、
無印良品の『
クリームケース 2連』(
150円)が個人的にはオススメ。ただし、
キャンドゥのコンタクトレンズケースもほぼ同じサイズなので、こちらを利用しても構いません。
ですが、パッキングで困るのは行きよりも帰り。旅先でお土産を買いすぎてしまった場合です。多くの旅行者はお土産分を考慮して、行きはスーツケースに若干余裕を持たせた状態にしておく方が多いですけど、それでも収まらないといった話をよく聞きます。
お土産が入った箱や袋などを現地で処分してスリム化を図っても限界があるでしょう。無理に押し詰めるくらいならく新しいスーツケースを買ったほうがいいです。
欧米の場合、布製のソフトケースで機内持ち込みサイズの小さなものなら安いものなら5000円前後。東南アジアならその半分程度で売っており、
外国人旅行者はエコバック感覚で買っています。例えば、一緒に旅行する友達とシェアすれば購入費用の負担額は減りますし、お土産もたくさん買えます。
頻繁に訪れる場所ならともかく、二度と来ない可能性だってあるはず。いざとなったそのくらいに考えておいたほうが、自由に買い物できるはずです。
※価格はすべて税抜きです。
<文/高島昌俊>
⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】高島昌俊
フリーライター。鉄道や飛行機をはじめ、旅モノ全般に広く精通。この冬、貯めたマイルを使い、ビジネスクラス世界一周旅行に挑戦。日刊SPA!にて以前『38万3497円でほぼビジネスクラス世界一周してみた』を連載。