「パウダーはムラになりやすいうえ、
ファンデーションにチークと粉が重なると、マットになって古めかしくなってしまいます。なので、艶があり、内側から出ている血色のようにナチュラルに仕上がる“クリームチーク”がおすすめ」と船津さん。あとからパウダーを乗せてサンドすると、持ちがよくなるそうです。
・脇から頬骨に向かって横に入れる
肌色の面積が広いほど顔が大きく見えるので、顔の脇からチークを入れて肌色の面積を狭めるのが、シャープに見せるコツ。細面な輪郭の場合は、頬骨の上に乗せるだけでOK。
・ちょんちょんっと乗せて指で伸ばす
チークがしっかり入ると骨格を強調してしまうので、ちょんちょんっと乗せてからカバーしたい範囲に指で伸ばしていくと、ナチュラルに仕上がります。
・肌馴染みのいい色を選ぶ
年齢を重ねると、くすみなどで肌のトーンが下がってくるため、鮮やかな色だとかえって顔色や肌色が悪く見えてしまいます。肌馴染みのいいオレンジやコーラルピンクなら、浮いて見える心配がありません。
※使用アイテム THREE エピックミニダッシュ/3,000円(税抜)

若見えする髪のために大事なのはズバリ、「トップのボリューム」だそうです。髪の根元からしっかり乾かし、カーラーなどでボリュームを出すのがコツ。

トップ周辺に、この日は4本使用
当日は、メイクの間、えがお写真館のヘアメイク・赤坂渉さんがプロデュースした「すがもメーク ふんわりボリュームヘアカーラー」を巻いていました。これは、カーラーの長さが約12cmと、一般的な商品の倍ぐらい長いのが特長。
「短いカーラーだと、トップが割れて分け目が目立ってしまうんです。この長いカーラーだと、それがないのです。自宅でも、朝出かけるまでトップにカーラーを巻いておけば、髪をボリュームアップできますよ」
※使用アイテム:すがもメーク ふんわりボリュームヘアカーラー/5,980円(税込)
ショート、ショートボブ、ボブ用の3種類

すがもメーク ふんわりボリュームヘアカーラー(写真はショート用)

眉やアイメイクなどポイントメイクは、次回ご紹介します。船津さんの著書『
悩みがぶっ飛ぶ 50代からのヘア&メイク術』もご参考に。
また、この5月には東京・巣鴨にシニア向けのトータルビューティースポット、
えがお美容室2号店・
えがお洋品店・
えがお爪工房がオープン。ヘアメイク、ファッション、ネイルで、大人女性を大変身させてくれるそうですよ。
今回船津さんに習ったメイク術は、自宅でもトライしたいと思います!
<取材・文/女子SPA!編集部>
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