白塗りおばさんは厳禁!プロの若見えメイク術&コスメで5歳若返った
アラサーやアラフォー世代からよく聞くのが、「年齢相応のメイクがわからない」という悩み。シワやシミを隠そうとして厚塗りになってしまったり、流行のメイクを取り入れたら若作り感満載になってしまったり……。メイクって意外と難しいですよね。
そこで、『悩みがぶっ飛ぶ 50代からのヘア&メイク術』の著者で、シニア向け美容室『えがお美容室』(東京・巣鴨)に所属するメイクアップアーティストの船津有史さんに、「若作り感なく、実年齢より若く見えるメイク術」を習ってきました!
間もなく42歳を迎える筆者。長年積み重ねてきた不摂生と手抜きケアがたたって、毛穴は開き、シワも増え、年々たるみもひどくなり……あきらめモードに突入しております。そんな私でも、船津さんの手にかかれば若返ることができるのでしょうか?
船津さんは、これまで5,000人以上のシニア女性を美再生させてきた“若見せのカリスマ美容師”。さっそく若見えメイクのポイントを伺うと、「大切なのは、艶感のあるベースです」とのこと。
アラサー、アラフォーのメイクは、「ベースメイクがしっかり整っていれば、あとは味付け程度で十分です。色で鮮やかにするより、パーツをはっきりさせたり、下がってきたものを上げて見せたり、輪郭をはっきりさせたりすることで、自然だけどキレイに見えることを意識しましょう」と言います。
では、どうすれば艶感を出したり、自然で綺麗に仕上げたりできるのか、実際に筆者の顔でメイクを施しながら教えていただくことに。船津さん流若見えメイクのポイントを、場所ごとにご紹介しますね。
「年齢を重ねた肌は、ハリや艶が失われて輪郭も曖昧になってくるので、元の形に近づけてあげるのがベースメイクの役割です。ベースが整うだけでかなり若返りますよ」と船津さん。
そのため、ファンデーションは“艶感(つやかん)”を重視して、「薄付きでカバー力のある物がおすすめです」とのことでした。塗り方のポイントは次の通り。
※使用アイテム
・下地: クレ・ド・ポー・ボーテ ヴォワールコレクチュール/6,000円(税抜)
・リキッドファンデーション:エレガンス ジュレファンデーション/6,000円(税抜)
・小豆大のファンデーションをブラシで伸ばす
ブラシを使えば、毛穴を埋めつつ均等に薄く伸ばせるので、少量でも顔全体をしっかりカバーできます。小鼻の脇など立体強い部位も、ブラシを立てることでムラなく塗れますよ。ちなみに、手で伸ばすと、ムラになったり肌の凹凸が埋まらずに艶が出なかったりするうえ、厚塗りになって「メイクしてます感」を助長してしまうそう。
ブラシだとチクチクしそうなイメージでしたが、とってもソフトな肌触りで気持ちがよかったです。
※使用アイテム 熊野筆NC249 ファンデーションブラシ(晃祐堂)/2,484円(税込)
・口角やまぶたなど、よく動く部位には乗せない
よく動く部位にファンデーションを乗せると崩れる原因に。頬やおでこに乗せたファンデーションの余りで払う程度に塗るだけで十分。
・シワには明るい色の下地を塗る
シワやほうれい線、くぼんだか所などは、明るい色の下地やハイライターを乗せることで、目立ちにくくなります。逆に、まぶたがたるんで腫れぼったいなど、引っ込めて見せたいときは、ブラウンなど濃い目の色を乗せましょう。

ベースメイクが命!あとは味付け程度に
【ベースメイク】薄付きのコツはブラシを使うこと




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