“映える哀愁おじさん”岩井ジョニ男「人生、手放してラクになった」
身の丈に合わない付き合いやプライドを手放せばラクになる
「あの人だから『かっこよかったんだ』」とわかってくる
岩井「昔は『かっこいい』と感じたものを溜め込んで自分に当てはめたりもしていけど、自分を知るにつれて『これはあの人だからかっこよかったんだ』『自分には必要なかった』ってわかってきて、捨てていく作業に変わっていきました。
洋服も若いうちはあれこれ欲しくなるけれど、そのうち、やっぱり似合わないとか、何年も着ていないっていう服を捨てて、数着あればいいってなるのと同じで、ポリシーとかプライドみたいなものも、似合わないものや、年齢とともに似合わなくなったものを整理するみたいな気持ちでいます」
――石田ゆり子さんじゃないですが、自然体な姿がインスタや写真集の人気につながっているのかもしれませんね。
岩井「石田ゆり男だなんて、ハードル上げないでください。って、違うか(笑)。インスタグラムも写真集も、僕の日常を写真に収めているだけですが、それぞれ世界観は大切にしているので、観る人なりの妄想やイマジネーションで自由に楽しんでほしいですね」
アドバイスを素直に聞き入れて自分を顧みることで等身大の自分を知り、無理をしなくなったというジョニ男さん。自然体で過ごすようになって、「日常の『小さな幸せ』がいくつも目に留まるようになった」といいます。ラクに生き、たくさんの幸せに囲まれるなら、歳を取るのも素敵なことだと思えてきませんか?
<取材・文/千葉こころ>
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自由とビールとMr.Childrenをこよなく愛するアラフィフライター&編集者。
人生後半戦も夢だけは大きく徒然滑走中
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