参拝後、左側に目をやると
「人形流し」と書いた建物が目に入りました「ひとがたながし」と読むそうです。
「人形流し」とは、紙製の人形に、心身のけがれや災いなどを移して祓(はら)えをし、川や海に流す行事のことだそう。以前、川越の氷川神社を訪れた時にも人形流しの文字を見かけたのですが、その時は行わなかったので、今回が初体験です。


行い方が書いてあったので、その通りに行ってみました。まずは「お祓い」の道具を使い、自分で自分を「自祓い」します。

100円を払って「人形」の紙を取り、自分の名前を書いたら穢れを祓いたいところを撫でて息を吹きかける…という手順です。私はこのとき目を怪我していたので、より分かりやすくするために顔の部分に目を書いてみました。いいのか悪いのかわかりませんが、神様は心が広いと思うので、どんな方法でもいいだろうとの判断です。

目の部分を撫でて息を吹きかけたら、紙はすぐ横を流れる小川に流します。感動したのが、水につけたら紙があっという間に溶けてなくなったということ。
エコな紙が使われているのでしょう。その様子は、穢れも即座に消え去る象徴のようで「ああ、人間の穢れというか、行ったことなんてはかないんだなあ」という印象を受けました。

きっと私たちが反省するようなことやこだわってしまうことなんて、悠久の流れの中では些細な事。さっと流して、また新しく始めればいいだけのこと…という風に気楽な気持ちになれました。
人形流しをした後は、そのまま、本殿の裏に回り、「ご神木」を参拝しました。大國魂神社のご神木は、
樹齢1000年とも言われる大銀杏。見るからに大きく、燦燦としていて、おおらかさを感じました。直接手で触れて、エネルギーをチャージです。


帰りは、駅までの通りにある新しい駅ビルでお茶をしたのですが、この辺りはどの店に入っても「ケヤキ並木ビュー」なので居心地がいいだろうと思います。
都内にありながら、悠久の時を感じさせてくれる優しいパワースポットたるこの神社。これまでの悩みや疲れをリセットし明日への活力をチャージしたい時に、また来ようと思いました。
※2019年8月19日~8月31日の期間、人形流しは一時休止中。工事が完了次第再開とのこと。
<写真・文/にらさわあきこ>
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