今度は温まった体を冷やしてあげましょう。もっともオススメなのは「
氷枕」です。首元から頭にかけて脳内につながる動脈(椎骨動脈)を適切に冷やしてあげることで温まった体温が冷めていき、一気に眠気がやってきて深い眠りへと繋がっていきます。
エアコンなど室温で体を冷まそうとすると体表だけが冷めてしまい、かえって体内温度が高まってしまったり、それが理由で体調を崩してしまったりします。体内温度を直接コントロールできる首筋から頭を直接冷やすようにしましょう。
氷枕の代わりに固い保冷剤を使うと温度が低すぎて体の深部にまで効果が伝わらないので、
ジェル状の氷枕用の保冷剤か、実際の氷を氷枕に入れて使うようにしてください。
疲れ残さず残暑を乗り切るために、温度を上手に使い分けてぐっすり快眠できるといいですね。
<文/ヒラガコージ>
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柔道整復師/
パーソナルトレーナー。スポーツクラブでインストラクターとして指導をし、現在は医療国家資格である柔道整復師の知識を生かした身体機能の改善からダイエットまで幅広いクライアントを担当するフリーランスのパーソナルトレーナーとして活動中。Twitter:
@fifth_petal