『24時間テレビ』にやらせ疑惑。芸人の元カノYouTuberが涙の訴え
毎年恒例の「24時間テレビ42 愛は地球を救う」(日本テレビ系列)。今年は平均視聴率が16・5%で、昨年の15・2%からアップし、一見つつがなく終わったかのようです。
けれども、ネットでは同番組の“やらせ疑惑”が話題になっています。
24日深夜に放送された「お節介バラエティー『あの人に会いたくない!』」では、チャラいキャラクターで人気の芸人「EXIT」兼近大樹が中学時代に二股をかけており、当時の彼女がその現場を目撃して破局、そして彼女は男性不信になったというエピソードの再現VTRを放送。その後、元カノであるマナさんがスタジオに出演し、兼近と再会するという流れでした。
「EXIT」の兼近も、番組後にツイッターを更新しました。
「これがテレビか」として、演出に異議を呈し、元カノ・マナさんへの気遣いをみせました。ですが、今は削除されています。
現在、見ることができるのは、複数のファンからの応援リプライへの個別返信で、それぞれ
「いや過去に色々たくさんあったけど二股などは嘘だ!!笑」
「ほんとがよかった!!笑
チャラ男だから!!!」
「まぁ演出家さんとディレクターさんが俺を嫌ってたんだなって思ってしまった。笑」
「高校生ならまだしも14.5歳の話だからそんなわけないのよ、、、笑」
という投稿。
そして、番組内容を踏まえてと思われるハライチ岩井勇気のツイート「かねちーはいい子だよ。」に対して、「サイボーグに、、、心が宿った、、、」と岩井のキャラクターをいじる返信です。
日本テレビは現時点ではこの件についてコメントしておらず真相は不明ではあるものの、多くの視聴者が疑念をいだく結果となったようです。テレビに演出はつきものとはいえ、限度を越えて、無かったものをさもあったかのように伝えてしまうのはいかがなものでしょう。
デーブ・スペクターは毎年『24時間テレビ』のあり方に対してツイートで批判しており、今年も「24時間テレビ、やっと終わりました。障害を持つ方へのサポートを目的にしているはずなのに、実際は広告代理店と企業の利益とイメージアップのために続けられている」と評しました。
今年、『24時間テレビ』放送終了時に6.8億円の寄付が集まったことは貴重な実績ですが、その裏で安易な演出があったなら残念ですね。
<文/女子SPA!編集部>
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チャラ芸人EXIT兼近の“二股”エピソードを放送
ところが、YouTuberである元カノ・マナさんは番組終了後、自身のチャンネル「【ZAX】無職_カップル海外旅」に動画を投稿し、「私が(浮気現場を)目撃して別れたみたいな感じになっていたんですけど、女の子のウワサは確かに聞いてはいましたけど、実際に浮気を目撃したわけじゃないです」と涙ながらに放送内容を否定しました。同時に、過去に男性不信になったこともないと話しています。 また、“兼近が二股をかけていた”と番組スタッフのオファーで初めて聞かされたことや、同じくスタッフから「兼近の悪いエピソードいっぱい下さい」と要求されたことも明かしました。
「EXIT」2人ともツイートを投稿のち削除
相方のりんたろー。も、自分に嘘をついて兼近を否定するノリには同調できなかった旨を、マナさんのYou TubeのURLを添えてTwitterに投稿。番組内でりんたろー。が兼近を「適当なことするやつじゃない」とかばっていたことを受けての発言とみられますが、この投稿も、すでに削除されており現在は見ることができません。 ツイッターでは、彼らの削除済み投稿のスクリーンショットを貼った一般ユーザーによるツイートが拡散されており、削除について「消された」「怖い」といった何らかの圧力を推測する感想が多くつぶやかれています。サイボーグに、、、心が宿った、、、 https://t.co/LPrsE7OwMP
— EXIT 兼近 (@kanechi_monster) August 26, 2019