Entertainment

有村藍里、整形で乗り越えたコンプレックスとは?フォトエッセイは「ありのままで」

「いまでも毎日エゴサーチしています。でもいろんなご意見があって当然」

有村藍里フォトエッセイ『1mmでも可愛くなりたい。』

写真:有村藍里『1mmでも可愛くなりたい。』より

――整形に至ったきっかけのひとつには、「口元が残念」「ブス」というネットの書き込みを見てから、自分は口元が残念なんだと気がついたというお話が書かれています。有名人になればなるほど、ネットの書き込みには敏感になってしまうものだと思うのですが……。 有村 基本的に、いまでも毎日エゴサーチはしています。SNSで私のことをつぶやいてくださる方を見つけたら、「いいね」をしたりすることもあります。ただ、自分に対して何か意見をいただいたとしても、いろんなご意見があって当然だと思っています。周囲の皆さんがすべて自分に対して肯定的な意見やプラスの意見をもっているわけではないのは、当たり前のことですから。 ――中学時代から、内面的、外見的なコンプレックスと向き合い続けてきた有村さんだからこその、コンプレックスとの向き合い方を教えてください。 有村藍里フォトエッセイ『1mmでも可愛くなりたい。』有村 「自分が笑顔になれるようなことをすること」でしょうか。顔がいかにかわいくても、コンプレックスがあって悩んでいると顔が暗く見えるし、「私なんかダメだ」って思っていると、表情にも出てしまうので。  私が整形しようと思った大きな理由のひとつが、自分自身が自然に笑いたいって思ったからです。心からの笑顔でニコニコしている女性って、キラキラしていてかわいらしいですよね。私も、「普通に笑える子になりたい」「なんとか笑顔になろう」と思って、意識したんですけど、どうしても自分の口元が気になってしまって、うまく笑えない。だったら、口元を引っ込めたらいいのかなと思って、歯茎を削る歯肉矯正などもしましたし、口元に影を作るメイクをしたりと、試行錯誤したんです。でも、やっぱりうまくいかなかった。いま、最終手段である美容整形をして、ようやく素直に笑えるようになりました。  ただ、私の場合は「笑顔になるための手段」は美容整形でしたが、人によってはそれがファッションだったり、メイクだったりするんだと思います。少しでも笑顔になれそうなことに挑戦して、自分の心が変われたら、きっとコンプレックスは少しずつ減っていくんじゃないかなって思います有村藍里フォトエッセイ『1mmでも可愛くなりたい。』【有村藍里】 1990年8月、兵庫県生まれ。O型、162センチ。2006年デビュー。以後、グラビア、バラエティ、舞台、映画など幅広いジャンルで活躍を続ける。 <取材・文/藤村はるな 撮影/我妻慶一>
1
2
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ