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食いっぱぐれない資格ってあるの?働く女性と資格の流儀

年間3つ、資格・検定を取ろう

 話を聞いていくと、なんと水野さんは年間3つの資格・検定を取得するという目標を立てているのだとか。 勉強「み、みっつ!?!?」と思わず驚きの声が漏れますが、その内容を聞くと、真似したいと思えてくることも。 「1つは重めを。私は本業につながるキャリア系を取得しています。2つ目はメジャーなものを。最後は趣味など好きなものを1つ取ります」  水野さんの場合、趣味がサーフィンなどカラダを動かすことなので、今年のメジャー資格・検定は運動系のものを取得予定だそう。好きなものは趣味でもなんでもOK。こうして年間3つを目標に掲げることで、常に知識欲を高めると同時に、勉強の習慣を持つことを可能にし、結果として仕事の幅も広がるといいます。  ちなみに取り組むコツは、お金と時間をかけないこと。いきなりスクールに通うなどが必要な難関なものはハードルが高いですし、楽しみながら目指すことが大切です。  この話を聞いたとき、「凄い!」と思ったと同時に、3つは無理でも1つか2つは年間計画に織り込んでみても楽しそうと感じました。  資格・検定=めちゃくちゃ趣味か、実務上イヤイヤやらされるもの、という印象がありましたが、1つは真面目に取らなくてはいけないものだとしても、もう1つに遊びを持たせられれば、気持ちの部分でも多少楽しめるかもしれません。  もちろんそれが自分にとって、どこまで役に立つかは分かりません。でも頭をうんうん悩ませて将来やスキルに不安を抱くくらいなら、楽しさを感じられる範囲でレベルアップに取り組んでもいいのかもしれません。 【お話を聞いた人:水野順子さん】 キャリアカウンセラー、オールアバウト女性の転職ガイド、こころとキャリア研究所主宰。 公務員、外資・内資企業と官民双方で相談業務・コンサルタントとして勤務した後、キャリアカウンセラーとして独立。女性向けのキャリアカウンセリングを行うとともに、多くの企業・自治体において研修・講演を行っている。著書に『3分で感情をリセットする心の整理手帳』『責めない しがみつかない 投げ出さない 自分らしい人生を受け入れ、楽しみ女性になるための48のコツ』 <文・イラスト/おおしまりえ> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
おおしまりえ
水商売やプロ雀士、素人モデルなどで、のべ1万人以上の男性を接客。現在は雑食系恋愛ジャーナリストとして年間100本以上恋愛コラムを執筆中。Twitter:@utena0518
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