副業ってやった方がいいの? 選び方は?「女性の副業」素朴なギモン
【おおしまりえの幸せな人生の迷い方】
恋愛ジャーナリストのおおしまりえです。
沸き立つ副業ブーム。会社からの収入だけでは安心できない人や、仕事時間以外で別の可能性を見つけたい人は、どんどん副業を始める時代です。
また最近では「好きを仕事に」的なノリで起業する人や、セミナーに通う人も見かけます。そういったやる気は素晴らしいと思うものの、中にはただ自分探しセミナーにお金を払っている人や、その場限りのお金の稼ぎ方をしている人、はたまた迷走しているように見える人など、ちょっと首をかしげることも。
やった方がいいのか? それともやらない方がいいのか? という疑問に始まり、もう1つ仕事を持つ自由な状況をどう活用していけばいいのか。キャリアカウンセラーの水野順子さんに話を聞きました。
「ズバリ副業って、やった方がいいんですか?」今や多くの人が気になる話題の副業。キャリアのプロからすると、どう捉えているのでしょう。
「副業OKの会社にいるならやった方がいいと思います。副業に土日や深夜バイトのイメージを持つ方も多いですが、今や副業と一言で言っても、何を目的にしているかで全然違います。理想は、本業に活かせそうなものや、自分の興味のある分野で副業をおこない、お金を得ることです。興味のある分野で副業できれば、楽しみながら自分の可能性を広げることができます」(水野さん、以下同)
水野さんが過去カウセリングした人の中には、やってみたかったウエディングプランナーの仕事を週1、2回行っていた人などがいるそう。また水野さんご自身も求人マニアで、常に本職以外の仕事にも就いているのだそうです。
「私個人は10代の頃から求人マニアで、見ていたらいつも働きたくなってしまうんです。以前は温泉好きが高じて、スーパー銭湯でアルバイトをしていました。働けばタダで入浴できるという特典が欲しくて働いていましたが、こういったおまけ目当てで副業するのもアリだと思いますよ」
ちなみに現在はPCのサポートセンターで月数回働いているそう。理由を聞くと、キャリアカウンセラーという仕事が人のマインドを診る職業のため、PCという物理的なモノを扱う仕事に就き、バランスを取りたかったといいます
メリハリという意味では、確かにバランスが取れそうですが、副業と一言でいっても、その付き合い方は多岐にわたるんですね。

副業はやった方がいい!でも…
1
2