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地元友達がシングルマザーばかり…北関東の35歳独身「結婚より女子会」の日々

女友達の子供のお守り役に…

「女子会以外のときは、女友達とその子供とともに出かけることもあるそうなんです。友達の子供もカナになついているし、カナも面倒見がいいので一緒に出かけているそうなのですが、私からみたら子供のお守りを押し付けられているだけというか……。  カナがそれで良ければいいのですが、最近は女友達の子供の面倒を見ることで満足してしまって、結婚願望があるのに行動に結びついてない気がするんですよね」  しかし心配する由利さんをよそに本人はまったく深刻に捉えていない様子。 「女友達の子供も今はまだ小学生だからなついてくれているけれど、もう少し大きくなったら親にすら反抗期を迎えると思うんですよ。『友達の子供はカナの子供じゃないし、本当に自分の子供が欲しいんだったらちゃんと考えたほうがいいよ』と言っても、カナは『そのときは結婚するから大丈夫!』と根拠のないことばかり言っているし、女友達は『娘もなついているし助かるわ~』みたいなこと言っているし、正直カナがいいように使われているとしか思えないんですよね……」  女友達に悪気はないのでしょうが、カナさんの結婚への道は遠のくばかり。というか、カナさん自身の結婚願望が薄れてきたなら、由利さんがとやかく言うことではないのですが…。地元で女友達とその子供と過ごすのも、ハッピーな生き方かもしれません。 ―シリーズ「地方の闇/都会の闇」― <文/結城 イラスト/カツオ> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
結城
男女観察ライター。鋭い視点で世の男女を観察し、 夫婦問題からイタい火遊びまで、幅広いエピソードを華麗に紡いでいく。Twitter:@yuki55writer
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