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朝のだるさを吹き飛ばす「目覚めストレッチ」で頭がスッキリ

 こんにちは。ヨガインストラクターの高木沙織です。  寒い朝、ベッドから出るのがよりしんどく感じられませんか?「まだヌクヌクしていたい!」という気持ち、とてもよくわかります。……がしかし、朝時間の過ごし方でその日の体や気持ちのあり方・状態が変わってくるのはたしか。一日の生産性の高さにだって関係してきます。  スマホを見ながらまだ背中を丸めていたいであろう朝時間ですが、ほんの少しの気合いで、「お、朝から何だかいい感じ」という状態に持っていきませんか?
寒い朝でもできる「心身が目覚める」簡単ストレッチ

写真はイメージです

ベッドから上体を起こしたらこっちのもの!

 今回紹介するのは、ヨガインストラクターの筆者が毎朝おこない、そしてスタジオレッスンでの一番最初にも取り入れている“心身の目覚めのストレッチ”。  朝の体はベッドの中で縮こまった状態です。それぞれのパーツを動かしにくいのはもちろん、肩が内側に入って猫背になり、深い呼吸も困難でしょう。これでは、どんよりと活力のない一日の始まりになってしまいます。また、人によってはその状態が長く続くことも……。  そうとは分かっていても、寝起きで全身を動かすのは時間も気合いも要しますよね。普段、運動習慣のない人であれば継続なんてとてもじゃないけれど無理。では、ベッドで上体を起こすだけでおこなえるストレッチなら?

これなら出来そう!目覚めのストレッチ

 ここからは、ベッドで上体を起こすだけでできる簡単なストレッチを紹介していきます。  体の心地よい伸び、深まる呼吸を感じながら丸まっていた肩・胸のまわりを開いていきましょう。 (1) ベッドの上であぐらの姿勢になり、胸の前で合掌する (2) 息を吸いながら指先を天井に向けて伸ばす (3) 息を吐きながら腕を横に広げて下ろしていき、胸の前で合掌 ※ 2、3回繰り返し、動きと呼吸を少しずつ合わせていく ※ 腕を横に広げるときは、左右の肩甲骨が動くのを感じながら (4) 息を吸いながら右手を真上に伸ばす (5) 息を吐きながら上体を左に倒す〜呼吸を3〜5回 (6) 反対側も同様に (7) 息を吸いながら右手を真上に伸ばす (8) 息を吐きながら上体を左にねじる (9) 反対側も同様に (10) 両腕を横に広げながら持ち上げ、頭の上で指を組んだらグーンと上に伸びる (11) 大きく息を吐きながら体を丸め、腕を下ろしていく  いくつかのストレッチが連続しますが、覚えてしまえばわずか数分でできるし難しくありません。心身を徐々に目覚めさせるような感覚で、気持ちよく動くことができればOKです。  寒がりな人は、腰から下は布団をかけたままおこなってもよいでしょう。「ベッドから上体を起こしたらこっちのもの」だとほんの少しだけ気合いを入れておこなってみてくださいね。  みなさんの一日の始まりがよりよいものになりますように。 <文/高木沙織> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
高木沙織
「美」と「健康」を手に入れるためのインナーケア・アウターケアとして、食と運動の両方からのアプローチを得意とする。食では、発酵食品ソムリエやスーパーフードエキスパート、雑穀マイスターなどの資格を有し、運動では、骨盤ヨガ、産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、Core Power Yoga CPY®といった資格のもと執筆活動やさまざまなイベントクラスを担当。2021年からは、WEB小説の執筆も開始。Instagram:@saori_takagi
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