男と女で違う「可愛い女性」のイメージ。お見合い100回してわかったこと
「少女漫画」がお手本に
まずは「素直な自分」を知ってもらう
“主人公補正”と言われればそれまでですが、誰にでも平等に接していて、何事にも一生懸命な彼女たちは、前向きで包容力があって、友達の話は素直に聞き、間違っていたら謝る。こういう基本的なことができている主人公はすごく魅力的です。それがおそらく漫画を読ませる推進力にもなっているはず。
「これ、男性が思う可愛い女性の典型だ!」
このことに気がついてから、私は必死で少女漫画を読み、自分の脳をセットアップし直しました。相手に対してまっすぐに、ポジティブな言葉を使って話し、笑顔で接していったのです(もっとも、男性だって、無愛想でひねくれてるより、表情豊かでまっすぐな男性のほうが魅力的ですよね)。
婚活中も、いきなり「結婚」という成果を求めていましたが、まずは「素直な自分」を知ってもらうところから始めることにしたのです。
すると、自分の敷居を下げたことで、気持ちがとても楽になり、相手に「可愛い」と思ってもらえる部分を知ってもらえるようになりました。そして、お見合い市場でゴールを果たすことができたのです。
もちろんこの法則が全てに当てはまるわけではありません。しかし、悩んだときには身近にある「少女漫画」を読んでみると、思わぬ恋愛のヒントが見つかると思います。
<文/栄藤仁美>栄藤仁美
1989年、京都生まれ。コンテンツプロデューサー、「ミスiD 2017」安藤美冬賞受賞。京都の花街で、老舗お茶屋の跡取りとして生まれるも、舞妓になる道を絶たれ、起業。17歳で3000万円の借金を背負うが数年で完済。現在は飲食業を経営する傍ら、さまざまなコンテンツのプロデュースを行う
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